科目名 医療福祉ビジネス

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 通年開講 後藤 芳一

テーマ
医療・福祉サービスの専門家が、自ら状況を判断して進路を構築できるよう、経営の基本的な枠組を整理することを学ぶ。

科目のねらい
<キーワード>
医療・福祉に関わる経済社会  医療・福祉と産業経済
福祉機器  共用品

<内容の要約>
社会構造や消費者意識の変化が進み、医療・福祉事業をめぐるニーズは、かつてない速さで変化している。国も、財政制約の下でサービスの質を維持するよう模索している。これを受け、制度の改革が急速に進んでいる。一方、従来の医療・福祉事業は、公的制度のもとで収入が保障され、外的環境に受け身で対応する傾向があった。今後は、固有の環境を踏まえた経営のあり方が事業の存続を決める。それには、サービス提供者として受け手から支持されるよう、経営を組み立てる必要がある。本講は、医療・福祉サービスの専門家が、自ら状況を判断して進路を構築できるよう、経営の基本的な枠組を整理する。

<学習目標>
医療・福祉に関わる経済社会の要請に関する基本的事項を理解することができる。
医療・福祉に関わる要請に対応する産業のあり方の基本的事項を理解することができる。
医療・福祉に関わる市場や産業が適切に機能するためのマネジメントの基本的事項を理解することができる。
医療・福祉と産業経済の知識を応用して社会に実践するための論理的思考力を修得することができる。

授業のながれ
第1講 医療福祉ビジネスの基本(その1:導入)
第2講 医療福祉ビジネスの基本(その2:取引の形)
第3講 マネジメントの基本(その1:医療福祉ビジネスを取りまく環境(高齢化を中心に))
第4講 マネジメントの基本(その2:マネジメントの枠組)
第5講 マネジメントの基本(その3:組織内部の運営)
第6講 マネジメントの応用(その1:マーケティング)
第7講 マネジメントの応用(その2:戦略の技法)
第8講 マネジメントの応用(その3:事業モデル)
第9講 マネジメントの応用(その4:マネジメントの前提)
第10講 医療福祉の事業(その1:公助(障害福祉))
第11講 産業と政策
第12講 医療福祉の事業(その2:共助(保健制度))
第13講 医療福祉の事業(その3:自助(福祉用具・共用品))
第14講 共用品の事例
第15講 医療福祉の事業とマネジメント(まとめ)

準備学習の内容・学ぶ上での注意
教材内には確認テストが設けられています。

事前事後 学習内容 時間数
事前 関連分野の書籍を手に取ってみる。 10
事後 確認テストに取り組む。 8
事後 興味をもった講に関して学習を深める。 10

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 100%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  0%
すべての講義コンテンツを視聴後に受験する科目修了試験により合格を判定する。評価基準は、A(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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