| 科目名 | 社会福祉調査論2013 |
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| 単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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| 2 | 2 | 通年開講 | 訓覇 法子、川床 憲一 |
| テーマ |
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| 社会福祉調査の意義、目的、方法の概要、必要な倫理及び、個人情報保護の重要性、量的及び質的調査の方法を学ぶ。 |
| 科目のねらい |
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<キーワード> 社会福祉調査の意義、目的、方法 社会福祉と社会調査 統計法、個人情報保護とIT活用法 量的調査の方法 質的調査の方法 <内容の要約> 社会福祉が対象とする領域は、国(マクロ)、地域や組織(メゾ)、個人・家族(ミクロ)と広範囲であり多次元に及ぶ。したがって、社会福祉分野の調査・研究には、多次元的視野や複合的調査・研究方法、分析理論が必要となる。社会調査は19世紀のヨーロッパの貧困調査に遡り、科学及び実践としての社会福祉と重要な接点をもつ。社会調査の一分野をなす社会福祉調査は未発達の分野であるが、社会福祉の対象が多様化する中、科学的根拠に基づいた実践を発展させるにあたって重要な意味をもつ。講義の目的は三つあり、@社会調査の意義と目的及び方法の概要、A統計法の概要や社会調査における倫理及び個人情報保護、B量的及び質的調査の方法に関する基礎知識を習得することである。 <学習目標> 社会福祉調査の意義、目的、方法の概要を理解し、説明することができる 社会福祉調査に必要な倫理及び個人情報保護の重要性を理解し、説明をすることができる 量的及び質的調査の方法を修得し、説明することができる |
| 授業のながれ |
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単元T 社会福祉と社会調査第1講 実践および科学としての社会福祉の特徴と特殊性 第2講 社会調査の目的と意義 第3講 調査研究の基本的過程 第4講 社会調査における倫理的配慮 単元U 統計法、個人情報保護とITの活用法第5講 統計法の概要 第6講 個人情報保護と情報管理 第7講 データの収集とさまざまなITの活用方法 添削課題 単元V 量的調査の方法第8講 量的調査の特徴と種類 第9講 量的調査の実施 第10講 量的調査の集計と分析 単元W 質的調査の方法第11講 質的調査の特徴・目的・科学哲学的視点 第12講 質的調査の調査設計と調査方法(I) 第13講 質的調査の方法(II) 第14講 調査データの分析とデータの信頼性・妥当性 第15講 報告書の作成と科学的な文章の書き方 |
| 準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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| 添削課題を受けることで、テキストで学んだ内容の理解度を確認することができます。添削課題は80%以上の正答率で合格となります。 |
| 事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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| 事前 | 推薦図書をはじめとした関連分野の書籍を手に取ってみる。 | 10 |
| 事後 | 添削課題に取り組む。 | 8 |
| 事後 | 興味をもった講に関して学習を深める。 | 10 |
| 本科目の関連科目 |
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| 成績評価の方法 |
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| すべての添削課題に合格後に受験する科目修了試験により合格を判定する。評価基準は、A(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。 |
| テキスト |
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| ■テキストを使用する □レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>訓覇法子、川床憲一 <テキスト名>テキスト「社会福祉調査論」 <出版社>本学オリジナル |
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