| 科目名 | 精神保健学2020 |
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| 単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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| 4 | 2 | 通年開講 | 足立 孝子 |
| テーマ |
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| こころの健康と維持・増進のあり方を明らかにする |
| 科目のねらい |
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<キーワード> 精神保健(メンタルヘルス) 精神疾患 ウェルビーイング <内容の要約> 健康の定義、すなわち精神的な健康とは、精神疾患が存在しない以上の事柄であるということを理解する。さらに、精神保健は、社会経済的および環境要因、行動(依存・暴力など)によって左右されることを明らかにする。それらを踏まえて、精神保健はどのように強化されるべきか考える。また、精神障害を抱えた人が地域で安心して自立した生活(ウェルビーイング)を促進するために、精神保健福祉士が担うべき役割について学習する。 <学習目標> 精神的な健康の定義について説明できる。 精神保健を揺るがす要因について説明できる。 精神保健における制度、施策、連携について説明できる。 精神保健の課題について、諸外国の取り組みを踏まえて、対策や対応などの実践について思考することができる。 |
| 授業のながれ |
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単元T 精神保健の概要第1講 精神保健とは 第2講 社会構造の変化と新しい健康観 第3講 ライフサイクルにおける精神保健 第4講 ストレスと生活習慣病 第5講 精神疾患と予防の概念 第6講 地域における精神保健 第7講 添削課題 単元U 家族・学校教育の課題とアプローチ第8講 現代の家族 第9講 結婚と育児をめぐる精神保健 第10講 社会的ひきこもりをめぐる精神保健 第11講 高齢者をめぐる精神保健 第12講 不登校・非行をめぐる精神保健 第13講 いじめと若者の自殺をめぐる精神保健 第14講 スクールソーシャルワーク領域の精神保健 第15講 添削課題 単元V 職場・その他の課題とアプローチ第16講 職場における精神保健 第17講 自殺をめぐる精神保健 第18講 アルコール関連問題をめぐる精神保健 第19講 ギャンブル等依存症をめぐる精神保健 第20講 薬物依存症をめぐる精神保健 第21講 発達障害をめぐる精神保健 第22講 認知症をめぐる精神保健 第23講 添削課題 単元W 現代社会の課題とアプローチ第24講 災害をめぐる精神保健 第25講 犯罪被害者をめぐる精神保健 第26講 生活困窮者をめぐる精神保健 第27講 緩和ケアをめぐる精神保健 第28講 性別違和(性同一性障害)をめぐる精神保健 第29講 諸外国・多文化における精神保健 第30講 添削課題 |
| 準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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| 社会構造の急速な変化等による精神保健の課題や対象範囲の拡大を踏まえ、基礎知識だけでなく、対策や問題点、さらに精神保健福祉士の役割について理解する。精神保健を維持・増進するために機能している、医療や行政、福祉施設等の各機関や専門職間の連携、ネットワークの構築について学ぶ。さらに、精神障害のある人が地域で安心して自立した生活を送る(ウェルビーイング)を促進するために、精神保健福祉士が担うべき役割について学習する。 |
| 事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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| 事前 | 関連分野の書籍を手に取ってみる。 | 10 |
| 事後 | 添削課題に取り組む | 8 |
| 事後 | 興味をもった講に関して学習を深める。 | 10 |
| 本科目の関連科目 |
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| 成績評価の方法 |
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| すべての添削課題に合格後に受験する科目修了試験により合格を判定する。評価基準は、A(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。 |
| テキスト |
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| ■テキストを使用する □レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>足立孝子 <テキスト名>精神保健学 <出版社>本学オリジナル <著者>日本精神保健福祉士養成校協会 <テキスト名>新・精神保健福祉士養成講座2 精神保健の課題と支援 第3版 <出版社>中央法規出版 |
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