| 科目名 | 精神医学2017 |
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| 単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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| 4 | 1 | 通年開講 | 堀 未来 |
| テーマ |
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| 精神医療の現場において、福祉という土壌から生まれてきた精神保健福祉士の専門性をしっかり維持しつつ、他の職種と共働するための共通的基礎知識 |
| 科目のねらい |
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<キーワード> 精神医療 精神医学 共働 <内容の要約> 精神保健福祉士の活躍分野の一つが精神医療分野である。そして、精神医療とは、精神医学の社会的適応として出発しつつ、現在では多様な専門性を持ったさまざまな職種が共働する場となっている。 そのような精神医療の現場において、福祉という土壌から生まれてきた精神保健福祉士の専門性をしっかり維持しつつ、他の職種と共働するための共通的基礎知識が精神医学であると言える。 多様な職種がしっかりしたチームワークを発揮し、より良い精神医療を実践できるために、共通知識としての精神医学をしっかり身に着けてもらいたい。 <学習目標> 代表的な精神疾患について、成因、症状、診断法、治療法、経過、本人や家族への支援等の事項を理解することができる。 精神科病院等における専門治療の内容及び特性について理解することができる。 精神保健福祉士が、精神科チーム医療の一員として関わる際に担うべき役割について理解することができる。 精神医療と福祉の連携の重要性と精神保健福祉士がその際に担うべき役割について理解することができる。 |
| 授業のながれ |
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単元T 総論(1)第1講 人間の神経系の構造と機能 第2講 精神障害の理解 第3講 面接と診断 第4講 精神症状(1) 第5講 精神症状(2) 第6講 精神症状(3) 第7講 精神症状(4)と状態像 第8講 添削課題 単元U 総論(2)、各論(1)[認知症、統合失調症]第9講 心理検査、身体的検査 第10講 精神科薬物療法 第11講 認知症 第12講 統合失調症(1) 第13講 統合失調症(2) 第14講 統合失調症(3) 第15講 統合失調症(4) 第16講 添削課題 単元V 各論(2)[精神作用物質と関連障害、気分障害、摂食障害]第17講 精神作用物質と関連障害 第18講 気分障害(1) 第19講 気分障害(2) 第20講 気分障害(3) 第21講 摂食障害その他 第22講 添削課題 単元W 各論(3)[神経症性障害、パーソナリティ障害、精神遅滞、心理的発達の障害、その他]第23講 神経症性障害 第24講 ストレス関連障害、身体表現性障害、パーソナリティ障害 第25講 精神遅滞(知的障害)と心理的発達の障害(1) 第26講 心理的発達の障害(2) 第27講 多動性障害、行為障害 第28講 てんかん、神経系の変性疾患、司法精神医学(医療観察法関連) 第29講 治療構造、人権擁護、関連機関との連携 第30講 添削課題 |
| 準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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| 添削課題を受けることで、テキストで学んだ内容の理解度を確認することができます。添削課題は80%以上の正答率で合格となります。 |
| 事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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| 事前 | 関連分野の書籍を手に取ってみる。 | 10 |
| 事後 | 添削課題に取り組む | 8 |
| 事後 | 興味をもった講に関して学習を深める。 | 10 |
| 本科目の関連科目 |
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| 成績評価の方法 |
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| すべての添削課題に合格後に受験する科目修了試験により合格を判定する。評価基準は、A(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。 |
| テキスト |
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| ■テキストを使用する □レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>堀 未来 <テキスト名>精神医学 <出版社>本学オリジナル <著者>日本精神保健福祉士養成校協会 <テキスト名>新・精神保健福祉士養成講座1 精神疾患とその治療 第2版 <出版社>中央法規 |
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