科目名 地域環境計画2019

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
4 1 通年開講 阿蘇 裕矢

テーマ
人間の生活と環境について考察し、その調和を図っていくためのマネジメント方策について考察する。

科目のねらい
<キーワード>
人間の生活と環境  都市・農山村
環境問題  地域空間
環境計画

<内容の要約>
 人間の生活と環境について考察し、その調和を図っていくためのマネジメント方策について論ずる。 特に、コミュニティレベルから、都市・農山村、地域空間レベルにおける環境問題に着目し、主として これまでに行われてきた環境計画の方法を学ぶとともに、人間にとって求められる環境のあり方について考察を行う。さらに、空間のレベルや環境の特性に合わせた環境計画の手法、施策、政策等について論じ、これからの地域空間における環境計画のめざすべき方向、主体間の連携や合意形成等のあり方について考察する。

<学習目標>
「環境」の概念を理解するとともに、人間が豊かで安全、かつ快適で健康的に過ごすための空間の計画について説明することができる。
地域の環境改善のために、多様な主体が連携、協働し、合意形成を図るプロセス等について理解することができる。
地域コミュニティや都市、農山村等の環境問題を理解するとともに、その課題を見つけ、解決策を提案することができる。

授業のながれ
単元T 環境計画とは第1講 「環境」の概念
第2講 居住空間と自然環境
第3講 計画と計画の主体
第4講 地域環境計画の内容
第5講 環境計画の構成要素
第6講 添削課題
単元U 地域環境計画の諸領域第7講 日本人の自然観と環境
第8講 アメニティの創造
第9講 自然環境の保全と再生
第10講 地域環境計画にかかわる法律・制度
第11講 添削課題
単元V コミュニティ・都市の環境計画第12講 コミュニティとまちづくり
第13講 街路の要素
第14講 魅力と活力のシンボル
第15講 環境共生の試み
第16講 歴史・文化のまちづくり
第17講 水と緑のまちづくり
単元W 農山村の環境計画第18講 農村地域の環境保全と農業環境政策
第19講 地球環境時代における農村地域の土地利用
第20講 農山村の環境要素
第21講 交流と地域環境づくり
第22講 添削課題
単元X 環境計画の方法と留意点第23講 合意形成のプロセスとマネジメントの展望
第24講 環境計画と環境教育
第25講 人材育成と啓発活動
単元Y 地域環境計画の目指す方向第26講 循環型社会における環境共生
第27講 総合化としての「美しい」環境
第28講 都市、農山村の環境の未来
単元Z 特論第29講 環境計画手法の事例
第30講 添削課題

準備学習の内容・学ぶ上での注意
添削課題を受けることで、テキストで学んだ内容の理解度を確認することができます。添削課題は80%以上の正答率で合格となります。

事前事後 学習内容 時間数
事前 関連分野の書籍を手に取ってみる。 10
事後 添削課題に取り組む 8
事後 興味をもった講に関して学習を深める。 10

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 100%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  0%
すべての添削課題に合格後に受験する科目修了試験により合格を判定する。評価基準は、A(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>阿蘇裕矢、古山恵一郎、篠崎豊、木村隆、渡辺和夫、市橋好幸、伊藤寿子 <テキスト名>地域環境計画 <出版社>本学オリジナル



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