科目名 フレッシュマン・イングリッシュT−1

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 1 前期開講 小泉 純一

テーマ
文学作品の意図を読み解き、それを声で表現する。

科目のねらい
<キーワード>
シェル・シルヴァスタイン  英語のレシテーション
英語のナレーションをつけ動画を作る

<内容の要約>
 この講義では、前期はグラミー賞も受賞した作家シェル・シルヴァスタイン、後期はパレスチナ系アメリカの女性詩人ネオミ・シーハブ・ナイの作品を取り上げて、読み解きます。作家本人が朗読している動画も多くあるので、耳からも本人たちの声を聞いてください。シェルは子どもの本音に寄り添う作家ですから、子どもたちにも人気があり、彼の作品をリサイトする子どもが作った動画は多いです。ネオミも自分でも詩のリサイトはしますし、彼女の作品は大人にもリサイトされています。その点では、文学作品は黙読するものであるだけでなく、実際に言葉を声に出すことで、英語の力を楽しむ読者は多いです。このクラスは読解のクラスですが、作品のレシテーション(朗読)をしたり、それを動画にすることで、言葉を声にすることで理解できる言葉の力を理解することを目的とします。

<学習目標>
英文を読んで作者の意図を読み解く。
英語という言葉が持つ力を理解する。
英語を読み上げる声を録音し動画を作る。

授業のながれ
イントロダクション
シェル・シルヴァスタインのイメージを作る:グラミー賞受賞
The Giving Treeを読む、見る
The Giving Treeは何を伝えるのか?
1960年代のカウンター・カルチャーとシェル
The Missing Piece と The Missing Piece Meets the Big O
言葉遊びとライトヴァース
暗唱に向いたシェルの作品
これまで学生が作ったシェルの動画
シェルの名刺がわりの作品たち
挿絵や音がないと成立しないシェルの作品
マザーグースのパロディを書くシェル
シェルの言葉遊び
シェルの詩をリサイトする
みんなの作った動画を見る

準備学習の内容・学ぶ上での注意
 講義を受ける前に毎回作品に目を通し、わからない言葉を調べ、それでもわからない点があれば講義で確認してください。実際に作品を発声するトレーニングを行い、動画作りでのナレーションの録音に備えてください。成績評価は講義でのコメント提出、作品のレシテーション、動画作成、各期末のレポートにより行います。

事前事後 学習内容 時間数
事前 取り上げる作品に目を通し、知らない言葉を調べ、分からない箇所を確認する。 15
事後 取り上げた作品を読み返し、内容を確認する。レシテーションや動画に使う作品を選ぶ。 15

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 20%
その他  80%
 講義に取り組む姿勢、講義内で書いてもらうコメント、レシテーションや動画作成と学期末に作成するレポートで評価を行います。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2021 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。