科目名 医療福祉特別講義

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 横山 由香里

テーマ
保健・医療に従事する社会福祉専門職の役割と実際を理解する

科目のねらい
<キーワード>
MSW  PSW(精神保健福祉士)
チーム医療  多職種連携
健康社会

<内容の要約>
本講義は、社会福祉学部2年生を対象とした医療専修の入門科目です。毎回異なる医療専修に関わる教員から、各専門領域の最先端で起きているトピックや課題、医療の中での社会福祉専門職の役割についてお話いただきます。医療の役割が病気を治療するという急性期から慢性期、ターミナルケアなどに広がるとともに社会福祉士の役割も増しています。そのような役割を学ぶことにより医療専修での学びの基礎作りをすることが、本講義の目的です。

<学習目標>
医療専修の学生が、今後どのように学んでいくのかのイメージがもつことができる。
現代医療の中にどのような社会福祉的課題があるか、またその重要性についての認識を深めることができる。
医療における社会福祉的課題に対して、自分の意見を述べることができる。

授業のながれ
オリエンテーション:社会福祉特別講義の位置づけ、受講の仕方 
地域医療・地域ケア・地域リハ
依存症とソーシャルワーク
精神障害者の地域生活支援−実践から考える精神保健福祉士の魅力−
現代のがん医療とソーシャルワーク
地域の暮らしと健康課題
コミュニケーション力が足りない彼−多職種連携を学ぶ−
高齢者の地域生活支援
医療コンサルの立場から期待するMSWの役割
福祉用具の力−住み慣れた場所で自分らしい生活を−(仮)
医療倫理と<いのち>のケア
日本医療の光と影
チーム医療・福祉・保健における看護職(保健師・看護師)の役割とソーシャルワーカーへの期待
日本の精神保健福祉の現状と課題-精神保健福祉士の目線から-
まとめ・授業内試験

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・新型コロナウイルス感染症の状況にもよりますが、可能な方法を用いて、積極的に質問をすること。 ・自分なりの意見をもちながら授業に参加すること。 ・毎回の感想文(リアクションペーパー等)を丁寧に書くこと。 ・普段から新聞を読む習慣をつけ、社会の動き、とりわけ社会福祉や社会保障の動向に関心をもつようにしておくこと。 ・私語など、授業を妨害する行為は禁止します。

事前事後 学習内容 時間数
事前 授業内容に関する本を読むなど予習を行う 15
事後 授業内容に関する復習を行う 15

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 90%
授業内でのレポート・課題等 10%
その他(期末試験の結果を基本に、毎回提出してもらうリアクション・ペーパーの記述内容を加味して、成績を評価する) 0%
 

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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