科目名 高齢者福祉論U

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 4 前期開講 本間 萌

テーマ
高齢者を取り巻く生活環境を多面的に分析し、高齢者を支える諸制度や支援方法について学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
少子高齢社会  介護保険制度
地域包括ケアシステム  チームアプローチ
高齢者の権利擁護

<内容の要約>
本講義では、高齢社会白書及び国民基礎生活調査などの統計資料を用いて「少子化と超高齢社会に伴う諸問題」を多面的に理解する。さらに、問題解決を図るための制度・政策・サービスについて理解するとともに、課題を整理する。介護保険制度や地域包括ケアシステムで検討されている課題を取り入れながら、高齢者福祉制度やサービスのあり方、高齢者の権利擁護について考える。

<学習目標>
少子高齢社会に伴う諸問題について、多面的に考える力を習得できる
介護保険制度の基本的な枠組み、仕組み、サービスの体系を理解できる
地域包括ケアシステムについて理解できる
高齢者支援の方法に関する知識を習得できる

授業のながれ
オリエンテーション、少子高齢社会と社会的課題、高齢者の定義と特性
高齢社会白書や国民基礎生活調査などの統計資料から高齢者の生活実態や社会環境、福祉・介護需要を理解する
高齢者福祉の歴史 授業後に小テスト1実施
介護保険制度の概要@ 介護保険制度の目的と理念、介護報酬、組織及び団体の役割
介護保険制度の概要A 保険者と被保険者、保険料、要介護認定の仕組みとプロセス
介護保険制度の概要B 施設サービス、居宅サービス、地域密着型サービス 授業後に小テスト2実施
高齢者に対する法制度@ 高齢社会対策基本法、老人福祉法、高齢者の医療の確保に関する法律
高齢者に対する法制度A 高齢者虐待防止法、成年後見制度、日常生活自立支援事業、バリアフリー新法、高齢者住まい法、高齢者雇用安定法
地域包括ケアシステムと地域包括支援センター 授業後に小テスト3実施
高齢者と家族等の支援における関係機関の役割
関連する専門職等の役割
高齢者支援の方法 高齢者のアセスメント、ケアマネジメント、チームアプローチ、ネットワーキング
高齢者支援各論@ 認知症ケアにおける支援
高齢者支援各論A 終末期ケアにおける支援 授業後に小テスト4実施
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
@オンデマンド授業を行います。決められた期間中に必ず視聴してください。 Aオンデマンド授業後に小テスト(全4回)を実施します。 B授業の流れや順番、内容は変更になることがあります。

事前事後 学習内容 時間数
     

本科目の関連科目
高齢者福祉論T

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 60%
授業内でのレポート・課題等 40%
その他 
 

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2021 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。