科目名 スウェーデンの社会と福祉

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 前期開講 天池 洋介

テーマ
福祉国家スウェーデンから「幸せを支える社会」について学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
スウェーデン  北欧
福祉国家  幸せ
北欧デザイン

<内容の要約>
スウェーデンをはじめとする北欧諸国の文化やサービス、生活の様子、福祉のシステムや経済、政治のあり方から、人々の幸せを支援する国の姿=福祉国家について幅広く学びます。

<学習目標>
北欧デザインなど日本にあるスウェーデン・北欧から、スウェーデン・北欧の文化とその背後にある福祉の考え方を理解することができる。
スウェーデン・北欧の福祉の現場における具体的なサービスと、それを支える社会政策を学び、福祉国家とはどういうものかを自分なりにイメージすることができる。
スウェーデン・北欧の事例を理解し、日本の現状を検討することで、日本における問題の解決方法を自分なりに考えることができる。

授業のながれ
日本の中のスウェーデンを探す  スウェーデンや北欧ってどんな国?
北欧デザインから幸せの支援を考える  IKEAやMarimekkoから
北欧の豊かな暮らし  映像で見る福祉国家の生活
誰もが安心して暮らせるひみつ  普遍主義について
北欧の国々を知る  北欧5カ国の特徴
いつでもどこでも教育を  本当の教育を考える
福祉の制度はシンプルに  現場重視の福祉制度
家族を大切にしたいから  手厚い家族支援制度
スウェーデン語で話してみる  スウェーデン語会話入門
話し合いで心を癒す精神科医療 オープンダイアローグについて
北欧のいいなと思うところ  北欧型の調べ学習をする
人を助ける経済のしくみ  win-winな福祉と経済
社会をコントロールする政治の力  公正な政治制度
北欧とグローバル社会  福祉を世界に広める工夫
日本で幸せを支えるために  私たちの福祉国家を作る

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・講義はテキストやレジュメは使わず、すべて板書で行います(量は多くない予定です)。ノート(ルーズリーフ)と、カラーペン、配布資料を保管するクリアファイルを用意してください。 ・講義では「アクティブ・ラーニング」という教育手法を取り入れて講義をします。なるべく眠くなったり飽きたりしないように、ただ聞くだけではなく、まわりの人と話をしたり、調べ学習をしたり、音楽を聞いたり、工作をしたり、歩きまわったり、いろいろします。楽しむ心を忘れずに持ってきてください。 遠くのマイナーな外国を対象とした講義ですが、スウェーデンや北欧についてよく知らない人でも難しくならないように十分配慮しますので、一緒に楽しく学びましょう。

事前事後 学習内容 時間数
事前 授業で指定した宿題(予習に該当します) 8
事後 期末試験の準備 10

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 55%
授業内でのレポート・課題等 45%
その他 
・毎回の授業で、宿題と授業内で行った討論を記載した用紙を提出してもらいます(授業中に指示します)。 ・理解度をチェックし、知識の定着と日常への応用を促進するために、期末試験を行います。試験は文章による記述式です。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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