科目名 発達心理学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 山ア 康一郎

テーマ
発達心理学の理論や生涯にわたる発達の特徴、発達過程で生じる心理的問題について学ぶ。

科目のねらい
<キーワード>
生涯発達  アタッチメント
発達臨床

<内容の要約>
発達は生涯にわたって起こる変化であると捉えられ、胎児期から老年期までの一生を視野に入れて扱います。人間の発達に関する視点を持つことは、教育・福祉・医療といった現場で対人援助を行ううえでも、また自分自身のこれまでとこれからの生き方を見つめるうえでも大切なことです。本講義では、発達心理学の基礎的な理論、言葉や認知、社会性等の発達、誕生から死に至るまでの生涯発達について学修します。また、発達の過程で生じる様々な心理的問題について学修します。

<学習目標>
発達にかかわる基礎的な理論について説明することができる。
誕生から死に至るまでの各段階における発達の特徴について説明することができる。
身近な体験や問題について発達心理学の視点から考えることができる。
代表的な発達検査の概要を説明できる。

授業のながれ
オリエンテーション、発達心理学の概観
発達心理学の理論、子どもの発達と環境
胎児期から乳児期の発達、運動機能の発達
自己と情動の発達
言語の発達とコミュニケーション
認知の発達
あそびと社会性の発達
発達と臨床的問題@ 
発達と臨床的問題A 
発達と臨床的問題B 
青年期の発達、自我同一性の獲得
成人期の発達、家族の形成と発達
老年期の発達
発達検査、発達心理学の研究法
事例検討とまとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
発達の視点は対人援助実践にとって重要なものです。自分自身のスキルとして活用できるように日々の人との関わりと結びつけて理解できるようにしていくといいでしょう。

事前事後 学習内容 時間数
事後 知識が積み重なるように、テキストや参考図書、資料を用いて、特に復習をして次の講義に臨んでください。 20
事前 身近な発達に関わる問題に関心を持ち、自分なりに考察して授業に臨んでください。 10

本科目の関連科目
心理学 臨床心理学 障害児心理学 保育課程:保育の心理学 子ども家庭支援の心理学

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 60%
授業内でのレポート・課題等 40%
その他  0%
評価の要点のみ初回授業にてお知らせします

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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