科目名 社会福祉調査論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 宮國 康弘

テーマ
社会福祉調査の進め方と分析方法の基本

科目のねらい
<キーワード>
調査デザイン  エビデンスレベル
質的調査と量的調査  統計解析

<内容の要約>
現代社会で起きている状況を把握するには、社会福祉調査を実施し、分析することが求められます。社会福祉実践においても、エビデンスに基づいた実践の必要性は高まっています。本講義では、調査デザイン、質的調査・量的調査、質問紙の設計、分析を学んでいきます。

<学習目標>
社会福祉調査に必要な調査デザインについて理解し説明ができる
質的調査及び量的調査の具体的な調査手法について理解し説明ができる
質問項目を自ら設計できる
質的分析や量的分析について結果を解釈できる

授業のながれ
社会福祉調査とは何か、なぜ学ぶ必要があるのか?
社会福祉調査の種類(質的調査と量的調査の違い)
調査デザインとエビデンスレベル
質的調査の具体的手法
量的調査の具体的手法
調査票の設計・各種尺度について
統計の基礎知識(標準偏差、平均値、中央値、正規分布)
サンプルサイズの考え方
単変量解析(平均値の比較、t検定)
単変量解析(比率の比較、カイ2乗検定)
単変量解析(相関係数、相関分析、散布図)
相関関係と因果関係
プログラム評価について
個人情報保護及び倫理的配慮について
本講義のまとめと振り返り

準備学習の内容・学ぶ上での注意
講義は、テキストおよび配布資料で進めていきます。適宜、関連する動画などもみながら、理解を深めていきます。

事前事後 学習内容 時間数
事前 各回の講義内容で扱った概念・用語や諸問題の理解のためにおよそ15時間程度の復習を要します 15
事後 中間レポート課題を遂行するためにおよそ15時間程度を要します 15
事後 期末試験対策のためにおよそ15時間程度の復習を要します 15

本科目の関連科目
社会学、心理学、地域福祉論T・U

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 80%
授業内でのレポート・課題等 20%
その他  0%
社会福祉調査論に関する基礎的な用語を正しく理解しているかを定期試験で評価します。その他、課題への取り組み状況や講義への参加状況等を踏まえて総合的に判断します。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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