科目名 専門実技(野外運動A)

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 1 通年開講 山根 真紀、時安 和行、吉田 理史、上野 朋子

テーマ
キャンプ指導者に必要な安全管理能力や基礎的なキャンププログラムの知識や技術を学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
キャンプ  キャンプの安全管理
キャンププログラム

<内容の要約>
野外運動の代表的なプログラムであるキャンプを教材として取り扱う。本科目は事前学習と学外集中授業で構成する。事前授業ではキャンプの目的や概要を理解するとともにキャンプを安全に実施するためのリスク管理について学ぶ。学外集中授業では、野外運動の指導者に必要な知識や技術、さらに共同生活の中での社会性を身に付けることをねらいとする。具体的なプログラムは、仲間づくりのためのイニシアティブゲーム、オリエンテーリング、トレッキング、食事コンテストを含めた野外炊事、キャンプファイヤーを行う。

<学習目標>
安全で楽しいキャンプの実施方法について理解し説明できる。
実施したキャンププログラムのねらいを理解し、指導方法や注意点を説明できる。
グループの仲間とともに協力したり創意工夫したり、活発なグループ活動ができる。

授業のながれ
【事前】ガイダンスとキャンプの概要(3泊4日のキャンプの実際について)
【事前】キャンプの計画と準備(備品と食事について)
【事前】グルーピングとキャンプの事故と安全教育
【集中】環境整備・宿泊準備
【集中】野外炊飯の方法
【集中】野外炊飯の実践
【集中】イニシアティブゲーム方法と実践
【集中】オリエンテーリングの方法と実践
【集中】トレッキングの準備
【集中】トレッキングの実践
【集中】トレッキングの報告
【集中】ネイチャークラフトの準備と実践
【集中】キャンプファイヤーの準備
【集中】キャンプファイヤーの実践
【事後】キャンプ総括

準備学習の内容・学ぶ上での注意
事前授業では、キャンプを安全で楽しく実施できるには何が必要かについて講義やグループワークを行い、課題レポートを提出する。そのための事前・事後学習として20時間を要す。実習中には、日々の活動をふりかえり、実施内容や学習した内容をまとめる時間として5時間程度を要す。実習後はキャンプ実習の総括として、課題レポートの提出とグループ発表が求められるため、そのための準備として5時間程度を費やすこと。 キャンプ実習は3泊4日で8月末に実施する。参加には別途参加費が必要となる。詳細についてはオリエンテーションを実施するので、履修希望者は必ず参加すること。実習はグループ活動が中心である。グループはランダムで作成するため、新たな交友関係を広げる機会となる。また、非日常的な生活を体験することで、自然への気づきを深めたり、日常生活の快適さを認識する機会となるはずである。さらに、教員を志望する学生は、学校行事の一つである野外活動の知識や技術を深めることができる。

事前事後 学習内容 時間数
事前 課題レポートの提出(事前) 5
事後 課題レポートの提出(事後) 5

本科目の関連科目
野外スポーツ論 専門実技(野外運動B)専門実技(野外運動C)

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 80%
その他  20%
事前・事後の課題レポート各40% 実習中の取り組み姿勢 20%

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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