科目名 スポーツと脳

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 前期開講 山本 真史

テーマ
運動に関連した脳および末梢神経の機能を理解する。

科目のねらい
<キーワード>
脳  末梢神経
筋  運動

<内容の要約>
スポーツで良いパフォーマンスを発揮するには、筋力や持久力だけでなく、脳をはじめとする神経系の働きが重要である。ある動作を繰り返し行うことで、その動作の上達がもたらされるのも神経系の働きのおかげである。 本科目では、スポーツを中心とした運動に対する神経系の役割に関する基礎を学ぶ。

<学習目標>
運動に関連した脳および末梢神経の機能を理解し、説明できる。
運動に関連した脳および末梢神経の機能を測定・分析する方法を理解し、説明できる。
測定・分析したデータについて考察することができる。

授業のながれ
イントロダクション:スポーツと脳の関係性
ニューロンについて:ニューロンの構造・機能
筋について:筋の構造・機能、神経筋接合部
脊髄について:脊髄の構造・機能
脳について(1):一次運動野
脳について(2):高次運動野
脳について(3):体性感覚野
脳について(4):小脳・大脳基底核
脳と運動学習の関係性について
運動学習の評価法について:鏡映描写
神経系の機能に関する測定法について(1):総論
神経系の機能に関する測定法について(2):表面筋電図
神経系の機能に関する測定法について(3):誘発筋電図
神経系の機能に関する測定法について(4):経頭蓋磁気刺激
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
測定法に関する授業回ではグループワークを行う。その際には精密機器を使用するため、担当教員による説明をよく聞き、機器の取り扱いに十分に注意する。

事前事後 学習内容 時間数
事前 次回授業の予習 15
事後 授業のまとめ 15

本科目の関連科目
生理学 スポーツ生理学 認知心理学 スポーツ科学演習

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 60%
授業内でのレポート・課題等 40%
その他  0%
授業内でのレポート・課題等、および期末試験の成績を合わせて評価する。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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