科目名 | 肢体不自由児教育論 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 2 | 前期開講 | 金森 克浩 |
テーマ |
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肢体不自由児教育に関する基礎知識 |
科目のねらい |
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<キーワード> 障害概念と肢体不自由 肢体不自由児教育の歴史 肢体不自由児教育の法制度 肢体不自由児者教育の現代的課題 <内容の要約> 本科目では、まず、「障害」の概念を確認した上で、「肢体不自由」とはどのような障害なのかを確認します。続けて、障害児教育の発展過程と今後の発展の方向性をふまえ、現在の肢体不自由児教育体系の位置付けや法制度を学びます。最後に、肢体不自由児教育の現代的課題のいくつかについての検討を行います。 (この科目は、特別支援学校教諭及び国立特別支援教育総合研究所に研究員として従事した経験を有する教員が肢体不自由児教育について教授します。) <学習目標> 障害概念を理解するとともに、肢体不自由児の特性や教育制度上の定義を知ることができる。 肢体不自由児教育の歴史や法制度を学び、その現状と課題を考えることができる。 肢体不自由児教育の実践例に学び、その現状と課題を考えることができる。 |
授業のながれ |
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オリエンテーション:本講義の位置付け、構成等 肢体不自由児教育の歴史・肢体不自由の定義と障害特性 肢体不自由児に対応した教育課程編成 各教科等の指導の工夫 職業教育と進路指導 自立活動の指導 情報機器等の活用 肢体不自由児の障害特性を踏まえた教科指導 知的代替の教育課程での指導 重複障害のある児童生徒への指導法 AACとコミュニケーション指導 学習上の支援機器とAssistive Technologyの活用 個別の教育支援計画と個別の指導計画 院内学級や病弱児の指導 まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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@実際に肢体不自由のある子どもの学ぶ場を知ることはとても重要です。特別支援学校や特別支援学級など見学する機会を作ることで理解が深まります。A講義を受けるだけでなく、みずから肢体不自由児とはどのような学習上の困難があるかを考察することが大切です。授業でのレポートで自分の考えをまとめることで理解が深まります。B分からない用語などはテキストを見たり、質問するなど、自分から学ぶ姿勢を持ってください。授業1回につき、少なくとも1時間ずつの予習・復習を行うこと。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 講義資料の準備と資料内容についての予習 | 15 |
事後 | 毎時間の講義の復習 | 15 |
事後 | 課題図書の購読と課題レポートの作成 | 20 |
本科目の関連科目 |
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本講義をふまえて3年次の「肢体不自由児指導法」を学ぶこととなります。また、他の教職課程の科目も関連するものとなります。 |
成績評価の方法 |
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テキスト |
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■テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>川間健之介・西川公司 <テキスト名>改訂版 肢体不自由児の教育 <出版社>NHK出版 |
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