科目名 人体の構造と機能及び疾病

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 小川 しおり

テーマ
身体の構造と機能と心との関連を理解し、心身の疾患とその支援について学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
身体構造  疾患
障害  精神疾患

<内容の要約>
身体と心は密接にかかわっており、身体の問題は少なからず心の問題と関連している。本講義では、人体の構造や機能を器官系ごとに概観し、各器官の代表的な疾病や障害について解説していく。また、特に精神的・心理的要因がかかわる病気について取り上げ、その症状と治療・支援(医療場面での連携や多職種での連携を含む)についても解説を行う。

<学習目標>
心身機能と身体機能や様々な疾病や障害について理解する
がん、難病等の心理に関する支援が必要な主な疾病について理解する
疾病や障害に関する心理的な支援と多職種との連携について理解する

授業のながれ
ガイダンス 密接にかかわる心と身体の問題
身体構造と機能(1)細胞と組織
身体構造と機能(2)器官と器官系@ 消化器・呼吸器・循環器系
身体構造と機能(2)器官と器官系A 脳神経・感覚器系
身体構造と機能(2)器官と器官系B 血液・免疫・内分泌系
身体構造と機能(2)器官と器官系C 筋骨格器・生殖器・泌尿器系
疾病と障害
身体疾患に伴う精神症状に対して精神的ケアが必要な疾患
心身相関のはっきりした疾患(心身症)
身体症状を呈する精神疾患
器質性精神障害
症状精神病
医学的治療と心理的ケア@医学的治療での連携
医学的治療と心理的ケアA多職種連携
人体の構造と機能及び疾病の総括

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・テキストを毎回使用するので、最初の授業までに必ず購入して下さい。
・最初の授業の時に、授業の進め方や定期テストについて詳しい説明を行う。
・医学的な専門用語が数多くとりあげる予定なので、予習・復習をしっかりと行うこと。


事前事後 学習内容 時間数
事前 「身体」や「健康」に関わる情報を日ごろからキャッチし、自分なりに考えること。 5
事後 「心と体の関係」について書かれた書籍を読む。 5
事後 「健康」に関する書籍を読む。 5
事後 難病の患者に対する心理的な支援について、自分なりに考える。 5

本科目の関連科目
精神疾患とその治療、神経症と心身症

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 70%
授業内でのレポート・課題等 30%
その他  0%
定期試験は「筆記試験」を基本とする。テキスト等の持ち込みは不可だが、基礎的な内容を問う。
授業内における議論も評価に含めて評価を行う。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>武田克彦、岩田淳、小林靖(編集) <テキスト名>人体の構造と機能及び疾病 <出版社>医歯薬出版社



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