科目名 観光英語

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 山田 さつき

テーマ
身近な日本文化について学習する。また知識の蓄積のみならず、より効果的なコミュニケーション方法を考察し、実際のプレゼンテーションで使える英語表現を学ぶ。

科目のねらい
<キーワード>
身近な日本文化に関して知識・理解を深める。  平易な単語や構文を使って、身近な日本文化を紹介する。
外国人との、よりよいコミュニケーションを目指す。  通訳案内士試験受験のための準備段階としての知識と英語の習得。

<内容の要約>
私たちが当たり前と思っていることが、外国の人にとっては当たり前ではないことがあります。現在の流行や社会現象も、掘り下げてみると昔の考え方や習慣、伝統に由来している場合があります。授業では、現代の身近な事例から、それにつながる日本文化について知り、英語での説明例を学びます。終盤では、外国人ゲストになるべく平易な英語で、自分たちの「紹介したい日本」をプレゼンします。それらの体験を通じて、物事を英語で説明する際に大事なことは何か、外国人とのコミュニケーションの際に気をつけることは何かを、皆で考えてみましょう。また自分のプレゼンを元にして、さらに考察を深めてレポートを書いていただきます。通訳案内士試験受験の準備としても役立ちます。

<学習目標>
身近な日本事象について日本語で知識を習得し、平易な英語で説明できる。
日本特有な点を知り、現代の事象と過去とのつながりを考えてみることができる。
外国の人に、英語で何かを説明するときに、どんなことに気をつけるべきか学ぶことができる。
通訳案内士試験の受験の準備段階としての知識や語学力を身につけることができる。

授業のながれ
ガイダンス 今後の学習予定
日本事象1 〔日本の四季〕 日本特有の四季が、我々の様々な考え方の根幹にあることを知り、英語での説明を考えます。
日本事象2  〔日本の伝統行事〕伝統行事を見てみると、人々の思いや大切にしてきたことが分かります。英語で説明してみましょう。   
日本事象3 〔和食〕  和食とはどういうものか、現代の和食とは何かを考え、英語で説明してみます。
日本事象4  [日本のデザイン・日本の美術]  なじみ深い模様から、日本人の美意識や感性が分かります。
日本事象5 〔日本の住まい〕 日本の住まいの特徴を学び、英語で説明してみます。
日本事象6 〔日本のおもてなし]   日本特有のおもてなしとは何か考えます。 
日本事象7 [外国人から見た日本]  日本に在住の外国人の経験談を読みます。 
日本事象8 「日本のエコライフ」日本ではずっと昔からリサイクルの意識がありました。
日本事象9 [日本の城] 地元の名古屋城を例にとり、日本の城の特徴は何か学び、英語での説明を考えます。
プレゼンテーションの準備1 これまで学習した中から、紹介したい事柄を選びプレゼンテーションします。
プレゼンテーションの準備2  声を出して練習
プレゼンテーションの準備3  リハーサル
「紹介したい日本」英語でのプレゼンテーション 
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
毎回、授業に出席するにあたり、あらかじめ調べてくる内容をお知らせします。1時間程度リサーチしてきてください。授業後も、授業内で使ったプリントなどを見直し、関連事項のリサーチをしておくこと。 授業の中で、分からなかったことは、授業内で質問して解決するようにしてください。 最終のプレゼンをまとめていく段階では、グループワークも出てくるので、皆での協力とリーダーシップも必要です。 英和・和英辞書必携。

事前事後 学習内容 時間数
事前 次の授業の内容に関連する事項について調べる 1
事後 授業で使用したプリントを見直して、知らない言葉や単語を確認する 1

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 60%
その他(授業内での発言や質問、授業態度) 40%
授業中の発言・態度(40%)、「紹介したい日本」プレゼンテーション(30%)、「紹介したい日本」レポート(30%)を合わせて評価します。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 

科目属性
地域志向科目



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