英語科教育法Ⅱ

科目名	英語科教育法Ⅱ

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	2	後期開講	米津　明彦

テーマ

中学校・高等学校英語科の授業構想力及び学習指導案の作成力を養い、授業実践の基礎力を形成する。

科目のねらい

＜キーワード＞
学習指導案　　模擬授業
聞くこと、話すこと（やり取り・発表）の指導　　読むこと、書くことの指導
評価

＜内容の要約＞
英語教育の目的及び外国語教授法・評価方法の知識を基に、中学校・高等学校の英語科授業を構想し、言語活動を中心とした学習指導案の作成及び模擬授業の実践により、効果的な英語授業を展開する基礎的な力を形成する。（公立高等学校の英語科教諭としての経験をもつ教員が、英語科の教育方法に関する講義をおこなう。）

＜学習目標＞
学習指導案の作成について理解し、授業指導に生かすことができる。
聞くこと、話すこと（やり取り・発表）の指導について理解し、授業指導に生かすことができる。
読むこと、書くことの指導について理解し、授業指導に生かすことができる。
観点別学習状況の評価とそれに基づく評価規準の設定や評定への総括について理解し、指導に生かすことができる。
言語能力の測定と評価について理解し、指導に生かすことができる。

授業のながれ

「評価とテスト」講義・討議
「聞くことの指導と評価」講義・授業体験
「読むことの指導と評価」講義・授業体験
「話すことの指導と評価」講義・授業体験
「書くことの指導と評価」講義・授業体験
中学校授業観察・討議
高等学校授業観察・討議
中学校教科書を使用した教材研究及び学習指導案の作成実習
中学校教科書を使用した教材研究及び学習指導案の作成実習
中学校模擬授業及び討議（１）
中学校模擬授業及び討議（２）
高等学校教科書を使用した教材研究及び学習指導案の作成実習
高等学校模擬授業及び討議（１）
高等学校模擬授業及び討議（２）
「指導と評価の一体化に向けて」講義、模擬授業の振り返り

準備学習の内容・学ぶ上での注意

①テキストの講読や事前課題、討議の振り返り、復習、レポート作成、学習指導案作成、模擬授業準備等で30時間程度の準備学習を要します。 ②テキストに基づく講義に加え、受講生による討議・発表、模擬授業を行いながら授業を進めていきますので、継続的な出席が必須です。 ③テキスト、ノート、英語辞書は必ず授業に持参してください。

事前事後	学習内容	時間数
事前	テキストの講読、模擬授業準備等	15
事後	授業の復習、レポート作成	15

本科目の関連科目

英語科教育法Ⅰ（必ず履修しておいてください）、英語科教育法Ⅲ、英語科教育法Ⅳ、教育実習

成績評価の方法

期末試験（筆記・Web・レポート・最終授業内）	0％
授業内でのレポート・課題等	100％
その他	0％

課題・小テスト、レポートにより評価します。

テキスト

■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）

＜著者＞岡秀夫編著　＜テキスト名＞新・グローバル時代の英語教育：新学習指導要領に対応した英語科教育法　＜出版社＞成美堂
＜著者＞文部科学省　＜テキスト名＞『中学校学習指導要領解説　外国語編』平成29年3月告示　　＜出版社＞開隆堂
＜著者＞文部科学省　＜テキスト名＞『高等学習指導要領解説　外国語編・英語編』平成30年3月告示　＜出版社＞開隆堂