科目名 くらしと経済T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 前期開講 砂原 美佳

テーマ
わたしたちの社会について、法、社会、経済とのかかわりを通じて考える。

科目のねらい
<キーワード>
お金と経済  働くこと
税の仕組み  ライフプラン

<内容の要約>
本講義は、年齢とともに増大する法律的権利と義務、消費者としての基礎知識(お金、仕事など)、行政と住民の役割、そして社会的セーフティネットとしての社会保障制度について、事例や国際比較データを用いて紹介します。これらの事例をもとに、あなた自身の「くらしと経済」について深く考えます。 また「税」や「財政」の基礎についても学びます。「福祉国家」という言葉を聞いたことがあると思います。社会保障は、我々個人あるいは家族だけでは支えられない場合を想定し、国家がわれわれの暮らしの安全を保障する制度といえます。そのために、国や地方自治体は、お金を持っている人から税金をとり、分配するための制度を作りました。私たちは、納税者であり、且つ社会保障の受け手でもあります。暮らしと税についても学んでいきます。

<学習目標>
年齢とともに増大する法律的権利と義務について理解することができる。
公共サービスの主体と意義について自分の考えを述べることができる。
将来の選択肢を具体的に思考し、準備につなげることができる。

授業のながれ
ガイダンス
「あなた自身の社会ースウェーデンの中学教科書」を読む@ 法律と権利
「あなた自身の社会ースウェーデンの中学教科書」を読むA 家族の経済
「あなた自身の社会ースウェーデンの中学教科書」を読むB お金、働くこと
「あなた自身の社会ースウェーデンの中学教科書」を読むC 病気になったら?
グループ協議
くらしとお金@ 日常のお金の使い方
くらしとお金A 働くこと
くらしとお金B ライフプランを作る
くらしと安全@ 税の話
くらしと安全A 保険
くらしと安全B 自分への投資
くらしと安全C ライフプランを見直す
グループ協議
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
この授業では、参考資料としてスウェーデンの中学教科書『あなた自身の社会』の一部を輪読します。授業中に必要箇所をコピーし、配布します。輪読の目的は、スウェーデンと日本を単純に比較することではありません。自らの社会について子供達にどのように教えているのかを参考にするためです。日本を一歩踏み出すと、異なる慣習や文化に驚くことがあります。そこで初めて、当たり前すぎて気にも留めなかった日本の制度や価値観に気付いたりします。当たり前すぎて気付いていないかもしれない「日本のくらし」の特徴を、一緒に発見しませんか?そして、みなさんそれぞれの「くらしと経済」について、深く考えていきましょう。 その他、適宜、参考文献や資料を紹介します。

事前事後 学習内容 時間数
事後 毎回の授業で配布する資料やレジュメをよく読んで復習する。 15

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 40%
授業内でのレポート・課題等 60%
その他  0%
授業への積極的参加、レポートおよび任意課題への取り組みから総合的に判断します。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2021 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。