科目名 英米文学講義T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 前期開講 小泉 純一

テーマ
Giving Tree(「大きな木」)の作者Shel Silversteinの全体像を理解する

科目のねらい
<キーワード>
カウンター・カルチャー  英語の中にあるユーモア感覚
言葉遊び

<内容の要約>
 二十世後半から活躍した歌い手でもあった作家、Shel Shilversteinの作品を紙面で読むだけではなく、ネットの動画なども通して体験し、英語という言葉の持つ力を感じ取ります。前半は彼が残したPicutre Book から彼の考えを学び、後半ではverse(詩作品)から彼のユーモア感覚や言語感覚を理解してもらいます。一方的に学ぶだけでなく、彼の作品を使ってパフォーマンスをしてもらったり、動画作品を作成してもらう予定です。

<学習目標>
Shel Silversteinの作品の英語表現を通し、言葉の持つ力を感じ取る力をつけることができる
多様な文化の例として二十世紀半ばにおいて、カウンターカルチャーが持っていた意味を説明できる
Shel Silversteinの作品を暗唱や動画化して表現できる

授業のながれ
イントロダクション
ネットの中にあるShel Silversteinのサイトや動画など
Giving Tree の成立
Giving Tree の問題点や翻訳の比較
Missing Piece とは何か?
Where the Sidewalk Ends の全体像
倉橋由美子が翻訳した『歩道の終わるところ」と原書の比較
Where the Sidewalk Ends の作品分析(1)
Where the Sidewalk Ends の作品分析(2)
Shel Silversteinの作品を演じてみる
Shel Silversteinの作品をムービー化する
ムービーの作り方説明
ムービー作成準備
学生が作ったムービーを見る
前期まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
 この講義でテーマとするシェル・シルバスタインは二十世紀の後半に活躍した、絵本作家、漫画家、詩人、歌い手です。若者に支持された作家です。特に事前に学習しておく必要がある知識はありませんが、講義で取り上げる以外の作品にもできるだけ触れて下さい。また、ネットには彼に関する英文の評論やコメントもいろいろあるので、それもふまえて学期末のレポートを作成して下さい。何よりも英語を通して喜びを感じたり、楽しむことのできる感受性を大切にして下さい。  事前学習としては次回に用いる資料に目を通し、わからない単語などを調べておくこと(45分)。事後学習としては、学んだ作品を繰り返し、音読し、自分なりに発声できるようにすること。またネットや文献などから彼に関する理解を深めてください(45分)

事前事後 学習内容 時間数
事前 次回取り上げる作品に関して目を通し、自分が分からない部分を明らかにしておく 15
事後 講義で取り上げた作品を音読して、内容が理解できるようにする 15

本科目の関連科目
 英米文学史

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 50%
授業内でのレポート・課題等 50%
その他  0%
 講義への取り組み、学期内に行うパフォーマンス、作品作りなどに、学期末のレポートの内容で評価を行います。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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