科目名 仲間と交わり(保育内容B)

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 前期開講 伊藤 シゲ子

テーマ
乳幼児の発達と人間関係

科目のねらい
<キーワード>
乳幼児の発達  子ども観
人とのつながり  仲間づくり

<内容の要約>
「人間関係」について理解を深めるために、発達年齢に合わせたさまざまな保育実践例から学び保育の展望を明らかにする。人と人のつながりが乳幼児期から始まり、また、過去の時代では、地域の中で子育てされていたことも学ぶ。子どもと保育者、保護者も含めて人を信頼しあうことの大切さを理解するようにする。(保育士経験を持つ教員が、子ども同士の関わる力を育むことに関する講義をおこなう。)

<学習目標>
人は生まれてきてから、両親、祖父母、保育者などの大人たちに助けられ、育まれて育つことを理解できる
現代は、学生を含めてあそびの体験が乏しくなっているが、楽しく遊ぶことで子どもたちが生き生きしてくる様子を、さまざまな保育実践例から学ぶことができる
人と人のつながりの大切さについて理解することができる
遊びを通して子どもたちが楽しく遊び、集団生活を充実させることができるようにするための方法を学ぶことができる

授業のながれ
保育所保育指針、幼稚園教育要領から「人間関係」について学ぶ
子ども観の変遷と日本の幼児教育の歴史の概観について学ぶ
子どもの発達にとって人と交わることの意義について学ぶ
交わりのもとになる遊びとは何か…0,1歳児
交わりのもとになるあそびとは何か…2歳児
クラスの中で気になる子どもと仲間づくり…3歳児
クラスの中の気になる子どもと仲間づくり…4,5歳児
子どもの集団生活、各年齢の子どもの生活と集団の在り方について実例から・・0,1歳児
子どもの集団生活、各年齢の子どもの生活と集団の在り方について実例から・・2歳児
子どもの集団生活、各年齢の子どもの生活と集団の在り方について実例から・・3,4歳児
子どもの集団生活、各年齢の子どもの生活と集団の在り方について実例から・・5歳児
あそびや集団生を発展させるための保育者の役割について
子ども像・保育者像について
保育者・保護者との人間関係について
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・近くで乳幼児を見かけたら、その様子を観察しよう・親子・祖父母連れを見かけたらそのやり取りを観察しよう・乳幼児と遊ぶ機会を持とう・保育の実践記録を読もう・保育所保育指針・幼稚園教育要領を読もう

事前事後 学習内容 時間数
事前 推薦図書をよむ 15
事後 毎授業内講義の復讐 15
事後 課題レポートの作成 20

本科目の関連科目
「教育と発達の心理学」「保育職論」その他保育内容・環境に関する科目

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 50%
授業内でのレポート・課題等 50%
その他  0%
成績評価の基準は、レポート、試験、出席状況と授業態度等を勘案して総合的に行う

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>川田学著 <テキスト名>保育的発達論のはじまり <出版社>ひとなる書房



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