科目名 心理学実験

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 吉原 智恵子

テーマ
心理学の基礎的な実験・実習に関して、実験計画の立案から行い、実際に体験して心理学的研究法や心理統計の基礎を学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
実験法  調査法
心理検査法 

<内容の要約>
心理学研究の代表的な方法である実験法や心理検査法等を実際に体験し、心理学の研究方法およびレポート作成法を習得する。生理心理学、知覚心理学、認知心理学、社会心理学、心理測定法に関する7つの課題(A〜G)それぞれについて、基本的に実験者・実施者及び被験者・体験者の両方を経験し、実験や実施の計画立案、実施・体験、結果の整理(統計的解析を含む)、考察までを行う。すべての実験・実習を小集団ごとにローテーションしながら体験し、それぞれ1 本のレポート(計7 本)を期限内に作成・提出する。

<学習目標>
心理学の基礎的な実験や実習を体験し、その心理学的な意味を理解できる。
心理学の研究方法を理解し、説明できる。
実験、実習のレポートを決められた形式に従って作成することができる。

授業のながれ
〈A-1〉生理心理学実験:バイオマーカー・唾液アミラーゼ(計画立案と実験実施)
〈A-2〉生理心理学実験:バイオマーカー・唾液アミラーゼ(結果の集計と統計的解析・考察)
〈B-1〉知覚心理学実験@:鏡映描写(計画立案と実験実施)
〈B-2〉知覚心理学実験@:鏡映描写(結果の集計と統計的解析・考察)
〈C-1〉知覚心理学実験A:ミュラーリヤー錯視(計画立案と実験実施)
〈C-2〉知覚心理学実験A:ミュラーリヤー錯視(結果の集計と統計的解析・考察)
〈D-1〉認知心理学実験:記憶の系列位置効果(計画立案と実験実施)
〈D-2〉認知心理学実験:記憶の系列位置効果(結果の集計と統計的解析・考察)
〈E-1〉社会心理学実験:パーソナルスペース(計画立案と実験実施)
〈E-2〉社会心理学実験:パーソナルスペース(結果の集計と統計的解析・考察)
〈F-1〉心理測定法@:エゴグラム(テストの理解と実施)
〈F-2〉心理測定法@:エゴグラム(結果の集計・考察)
〈G-1〉心理測定法A:SD法を用いた感覚の測定(SD法の理解と項目の作成・実施)
〈G-2〉心理測定法A:SD法を用いた感覚の測定(結果の集計と統計的解析・考察)
心理学実験の振り返り

準備学習の内容・学ぶ上での注意
積極的な取り組みを望む。毎週課題レポートが課されるので、演習内容を復習しながら理解を深め、期限内に必ず提出すること。また、授業の進行に著しい支障が生じるため、遅刻・欠席は厳禁とする。

事前事後 学習内容 時間数
事後 各回で課されるレポートの作成にしっかりと取り組む。レポートの取り組みを通して授業の内容を十分に復習する。 30

本科目の関連科目
心理学研究法、心理データ処理演習

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 60%
その他  40%
課題・小テスト0%、レポート60%、中間試験0%、定期試験0%、その他40%(積極的な授業参加等を評価)で、各領域の成績を加算して、総合的に評価する。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2021 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。