科目名 子ども発達学専門演習U

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
4 4 通年開講 江村 和彦

テーマ
自分のつくる・あそぶと子どものつくる・あそぶの相違を理解する

科目のねらい
<キーワード>
造形あそび  素材体験
制作

<内容の要約>
造形活動は、直接素材と関わりながら感じて表す相互作用によって生み出されるものである。子どもたちは様々な環境の中で五感を通じて感じとり創造的な活動をしていく。それら環境と素材との関わりは、「さぐる造形」にとって重要であり、私たち自身が子どもたちとともに触れて感じる体験を重ねることが重要である。その体験とは、土や木、石といった自然素材であそんだり、紙をハサミ、のり、ボンドを使ってつくったり、共同でひとつのものを作り上げたりすることである。子どもたちにその過程を保障するためにも、自らが様々な事物にふれて、つくり、あぞぶ経験を積むことが保育者、教育者としての素養と考える。

<学習目標>
様々な造形素材の体験と制作を通じ、多様な道具を理解することができる。
保育所などでの造形遊びの実践ができる。
身近な素材でのおもちゃ制作ができる。

授業のながれ
1年間の計画、ガイダンス
保育・教育実践計画@
保育・教育実践計画A
卒業研究テーマ検討@
卒業研究テーマ検討A
卒業研究テーマ発表
各自の研究テーマのための材料研究・検討@
各自の研究テーマのための材料研究・検討A
各自の研究テーマのための材料研究・検討B
各自の研究テーマのための材料研究・検討C
各自教育実習を終えて、研究テーマの見直し検討
各自の研究テーマのための材料研究・検討D
子どもの遊びの研究
3年生とのゼミ交流
半期のまとめ(夏期の卒業研究計画)
夏期休暇中の研究経過報告及び発表までの計画発表
造形素材の研究@
造形素材の研究A
子どもの遊びの研究
造形素材の研究B
卒業研究(過去の発表を見る)
3年とのゼミ交流
各自の研究の経過報告(1〜3)
各自の研究の経過報告(4〜6)
各自の研究の経過報告(7〜9)
各自の研究の経過報告(10〜12)
各自の研究の経過報告(13〜15)
卒業研究(サマリー)のまとめ方
卒業研究発表会の順番、担当決め
卒業研究発表

準備学習の内容・学ぶ上での注意
子どもの造形と遊びをより深く理解するために、試作や事前に遊びを体験するなど、サブゼミなどを活用してグループワークをしておくことが重要である。また造形に関わる素材、題材探しのための文献研究や、保育園、幼稚園などの見学も積極的に行うようにする。 卒業研究は、論文、制作、実践、いずれも可能である。ただし、制作や実践でも論文の半分に当たる6000字以上のレポートを必須とする。

事前事後 学習内容 時間数
事前 各自研究テーマに沿った書籍、論文などを読み、質問や問題提起すべき点などをまとめておく 10
事後 ゼミ終了後、今後の課題を洗い出しまとめておく。 10

本科目の関連科目
総合演習T・U、各基礎演習T・U、子ども発達学専門演習U

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 50%
その他  50%
課題30%、レポート20%、そのた授業に対する姿勢50%

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2021 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。