科目名 子ども理解の理論と方法

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 3 前期開講 工藤 英美

テーマ
発達に困難や課題を抱えている子どもとその保護者への理解を深め、幼児教育・保育場面での臨床相談の意義を知る

科目のねらい
<キーワード>
教育・臨床  乳幼児の発達理解
子育てに対する悩み

<内容の要約>
幼児教育等の現場で求められる子ども理解の方法や、保護者を対象とした臨床相談の基礎について学習する。中でも、集団の関係性の中で個々の子どもの生活や発達の状況を把握し、何らかの困難や課題を抱えている児とその家族への理解を深める。また、相談を通して適切な家族との関係を築くことが教育・保育実践にどう生かされるのかを考えていく。(保育士経験を持つ教員が、子どもの発達過程を踏まえた子ども理解に関する講義をおこなう)

<学習目標>
幼児教育等の現場において、子どもの生活や遊びを通して一人ひとりの子どもを理解し、適切に対応することの意義や方法について理解することができる。
子どもの発達過程におけるつまずきや保護者が経験する困難について、発達的な観点から理解することができる。
保護者理解と子育て不安などへの基礎的な対応について理解することができる。

授業のながれ
乳幼児期を中心とする子ども理解の意義と理論
幼児教育等の実践者に求められる基礎的態度と観察等の方法
幼児教育等の現場における子どものさまざまな問題とその背景
乳幼児期の発達課題と家族
集団の中の子ども理解
子育て不安とそのサポートの方法
家族(保護者)とのコミュニケーション
他機関との連携と協力







準備学習の内容・学ぶ上での注意
保育者として、支援者として子どもや家族とかかわる際に必要な知識を学びます。単に知識として丸暗記するのではなく、実際の子どもとの姿や保護者の気持ちを思い描きながら授業の内容を理解するようにしましょう。

事前事後 学習内容 時間数
事前 既存知識の整理と予習 10
事後 前半講義のまとめと復習 10
事後 後半講義のまとめと復習 10

本科目の関連科目
発達心理学 教育・臨床相談の基礎演習

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 70%
授業内でのレポート・課題等 20%
その他(平常点、授業への積極的態度) 10%
 

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2021 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。