科目名 乳幼児と人間関係

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 伊藤 シゲ子

テーマ
乳幼児の発達と人間関係について学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
子どもの育ち  子ども観
人とのつながり  仲間づくり

<内容の要約>
保育所保育指針、幼稚園教育要領、幼保連携型認定こども園教育・保育要領の中で保育は5領域(健康・人間関係・環境・言葉・表現)に分けられその内容が明記されている。本授業では「人間関係」(人とのつながり)について子どもの育ちを考慮に入れ学んでいく。乳児期の学びは教えられるだけではなく生活や遊びを通して自ら学んでいく。その理解を深めるために、発達年齢に合わせたさまざまな保育実践例から学び人とのつながりを作っていくことの大切さと保育者の役割を学ぶ。子どもと保育者、保護者も含めて人を信頼しあうことの大切さを理解するようにする。(保育士経験を持つ教員が、幼児を取り巻く人間関係に関する講義をおこなう。)

<学習目標>
人は生まれてきてから、多くの大人たちに助けられ、育まれて育つことを理解できる。
楽しく遊ぶことで子どもたちが生き生きしてくる様子を、さまざまな保育実践例から学ぶことができる
人と人のつながりの大切さについて理解し、自分自身への「自己肯定感」をひろげることができる。
遊びを通して子どもたちが楽しく遊び、集団生活を充実させることができるようにするための方法を学ぶことができる。

授業のながれ
保育所保育指針、幼稚園教育要領から「人間関係」について学ぶ
子ども観の変遷と日本の幼児教育の歴史の概観について学ぶ
子どもの発達にとって人と交わることの意義について学ぶ
交わりのもとになる遊びとは何か…0,1歳児
交わりのもとになる遊びとは何か…2歳児
クラスの中で気になる子どもと仲間作り…3歳児
クラウの中で気になる子どもと仲間づくり…4,5歳児
子どもの集団生活、各年齢の子どもの生活と集団の在り方について実例から・・0,1歳児
子どもの集団生活、各年齢の子どもの生活と集団の在り方について実例から・・2歳児
子どもの集団生活、各年齢の子どもの生活と集団の在り方について実例から・・3,4歳児
子どもの集団生活、各年齢の子どもの生活と集団の在り方について実例から・・5歳児
あそびや集団生を発展させるための保育者の役割について
子ども像・保育者像について
保育者・保護者との人間関係について
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・近くで乳幼児を見かけたら、その様子を観察し、子どもの思っていることを推察しよう・親子・祖父母連れを見かけたらそのやり取りを観察しよう・乳幼児と遊ぶ機会を持とう・保育の実践記録を読もう・保育所保育指針・幼稚園教育要領を読もう

事前事後 学習内容 時間数
事前 推薦図書を読む 15
事後 毎授業内の復讐 20
事後 課題レポートの作成 15

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 50%
授業内でのレポート・課題等 50%
その他  0%
成績評価の基準は、レポート、試験、出席状況と授業態度等を勘案して総合的に行う

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>新瑞福祉会 <テキスト名>まーるくなれわになれ みんなでつくる みんなの保育園 <出版社>新読書社



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