科目名 特別支援教育概論(幼)

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 水野 和代

テーマ
特別な支援を必要とする子どもの理解と支援のあり方について考える。

科目のねらい
<キーワード>
特別支援教育  障害のある子ども
家族  連携・協働

<内容の要約>
本講義では、特別支援教育の理念や制度について基礎的な知識を身につけるとともに、障害のある子どもの理解と支援のあり方、家族支援、関係機関との連携・協働についての理解を深める。また、すべての子どもがともに学ぶインクルーシブ教育システム構築に向けた特別支援教育の現状と課題について自分なりに考えるとともに、他者の意見に触れ、多角的に考えられるようになることを目指す。

<学習目標>
特別支援教育の理念や制度について知識があり、理解できる。
障害のある子どもの理解と支援のあり方について知識があり、説明できる。
障害のある子どもの家族支援について考えることができる。
障害のある子どもを取り巻く関係機関について知り、連携・協働のあり方について考えることができる。
特別支援教育の現状と課題について多角的に考えることができる。

授業のながれ
オリエンテーション:「障害」とは何か
特別支援教育の理念:インクルーシブ教育
特別支援教育の制度と仕組み
障害のある子どもの理解と支援(1):発達障害(自閉症)
障害のある子どもの理解と支援(2):発達障害(ADHD・LD)
障害のある子どもの理解と支援(3):知的障害
障害のある子どもの理解と支援(4):肢体不自由
障害のある子どもの理解と支援(5):聴覚障害・視覚障害
障害のある子どもの理解と支援(6):言語障害
その他特別な支援を必要とする子ども(外国籍・貧困家庭など)の理解と支援
障害のある子どもの個別の支援計画
障害のある子どもの家族支援
関係機関との連携・協働
小学校等への就学支援
全体のまとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・受講生は、毎回リアクションペーパーに授業を受けて考えたこと、感想などを記入し、授業終了時に提出する。 ・日頃から障害のある子どもに関する書籍や新聞記事などを読み、自分なりに考えることを心掛けてください。 ・理解の定着を図るため、受講生が発言する機会を設けますので積極的に参加してください。

事前事後 学習内容 時間数
事前 次回の授業内容に関する予習 15
事後 毎回の復習 15

本科目の関連科目
障害児保育演習、障害児心理学、児童家庭福祉論

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 60%
授業内でのレポート・課題等 30%
その他  10%
期末試験(レポート試験)(60%)、毎回授業後に提出するリアクションペーパー(30%)、授業態度(10%)によって総合的に評価する。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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