科目名 市民社会の諸問題

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 赤石 憲昭

テーマ
現代社会と市民生活を権利の視点から考える

科目のねらい
<キーワード>
市民  労働
政治  社会
SDGs

<内容の要約>
 現代社会で生じているさまざまな問題は、われわれの生活に大きな影響を及ぼします。このため、子どもや家族、人間についてきちんと理解するためには、われわれがその中で生きているこの現代社会についての基本的な教養を身に付けている必要があります。この講義では、日本社会の様々な社会問題の中でも、とくに、労働、政治、社会、環境というテーマを取り上げ、それぞれの専門家に講義していただき、市民の生活や権利を守るという視点から幅広く学習していきます。「労働」では、ブラックバイトなどの大学生活に関わる問題、「政治」では、選挙に行くことにどのような意味があるのか、「社会」では、現代日本社会の生きづらさ、「環境」では、風力発電の問題点などが取り上げられます。また、近年注目されているSDGsについても学習します。  本講義は地域志向科目に指定されています。市民生活は、具体的な地域に根ざして行われるものであり、地域社会との関係を無視して考えることはできません。地域とのつながりの考慮のもとに、市民生活のための基礎教養を考えます。

<学習目標>
現代社会の基本的課題を習得することができる
「市民」の立場とはどのようなものかを理解することができる
現代社会に起こる事象を、市民の生活と権利という視点から考えることができる
市民生活を地域とのつながりの中で理解・実践することができる

授業のながれ
オリエンテーション
「働くこと」と市民生活@
「働くこと」と市民生活A
「政治」と私たち@
「政治」と私たちA
「社会」とどう向き合うか@
「社会」とどう向き合うかA
日本福祉大学生の昔と今
スマホ世代の人間観とその課題
環境問題と市民生活(1)
環境問題と市民生活(2)
SDGsとその展開(1)
SDGsとその展開(2)
SDGsとその展開(3)
まとめ/授業内レポート

準備学習の内容・学ぶ上での注意
講義で取り上げられるテーマは、今の社会でまさに問題となっているものばかりです。それが自分自身のあり方とどう結びついているのかをつねに考えながら学習を進めてください。また、ふだんから新聞やニュースを見るなどして、講義で扱われるテーマはもちろんのこと、広く現代社会の問題に目を通すようにしてください。

事前事後 学習内容 時間数
事前 新聞を読む、ニュースを見る 15
事後 講義内で出てきた事項・問題について調べる 15

本科目の関連科目
社会科学の世界

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 45%
授業内でのレポート・課題等 55%
その他  0%
毎講義内のミニレポート(55点)と最終回の授業内レポート試験(45点)の合計100点満点で、60点以上を合格とします。授業中の私語等の迷惑行為については、適宜、減点します。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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