科目名 教育・学校心理学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 小平 英志

テーマ
教育心理学・学校心理学の基礎理論とその応用を学び、教育場面で生じる問題とその支援について理解を深める。

科目のねらい
<キーワード>
学習のメカニズム  教授・学習
教育場面の課題と支援

<内容の要約>
本講義では、教育心理学・学校心理学の基礎理論とその応用を扱い、教育現場において生じる問題やその背景、教育現場における心理社会的課題と必要な支援について考えていく。教育心理学や学校心理学には、教育に関する事柄のみならず、人間の行動や人間関係全般を理解する上で非常に示唆的な知見が含まれている。まず教育と学習の心理学の基礎理論、児童・生徒の個性や学級集団の特徴、教授学習の方法について扱う。続いて、教育場面で生じる問題とその支援について扱い、基礎知識を教育場面での実践に結びつけていく。

<学習目標>
教育心理学、学校心理学に関する基礎知識に触れることで教育的なかかわりとは何かを考えられる。
知識をもとに自らの日常生活や過去の経験を捉えなおすことができる。
教育の効果的な方法や教育現場における今日的課題とその支援法について考えることができる。

授業のながれ
教育・学校心理学入門
学習の基礎とメカニズム@ 記憶の仕組み
学習の基礎とメカニズムA 学習の基礎と条件づけ
学習の基礎とメカニズムB 欲求と様々な動機づけ
児童・生徒の個性の理解@ パーソナリティの諸理論とアセスメント
児童・生徒の個性の理解A 知能と学力
教授・学習の方法@ 様々な教授・学習法
教授・学習の方法A 自己調整学習
教授・学習の方法B 学級集団の理解と学級経営
教授・学習の方法C 教育評価
教育現場で生じる問題と支援@ 学業不振の原因とその心理的支援
教育現場で生じる問題と支援A いじめと不登校の理解と心理的支援
教育現場で生じる問題と支援B 障害のある児童・生徒の理解と支援
教育と学校に関する今日的課題
教育・学校心理学の総括

準備学習の内容・学ぶ上での注意
現在までに自分が受けた教育の経験を思い出しながら授業を聴いてもらいたい。評価では定期試験の結果を重視するので、特に復習をしっかりと行うこと。

事前事後 学習内容 時間数
事後 各回で扱った内容を十分に復習する。 15

本科目の関連科目
心理学概論

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 70%
授業内でのレポート・課題等 10%
その他  20%
課題・小テスト(感想用紙への記述)10%、授業態度20%、定期試験70%の割合で評価をする。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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