科目名 | 認知心理学概論 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 1 | 前期開講 | 中村 信次 |
テーマ |
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人間の意識の基礎となる 「認知・知覚」 に関する基本的な知識の取得 |
科目のねらい |
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<キーワード> 認知 知覚 意識 実験心理学 <内容の要約> 我々は、 感覚器官を通して環境の情報を得、 それらを正しく知覚・認知することによって初めて適応的に行動することが可能となる。 知覚・認知的世界は、 物理的世界の単なるコピーではなく、 各種の内的処理を経て得られる極めて心理的な実在である。 本講義では、 認知心理学領域のこれまでの研究成果を説明することにより、 認知・知覚の問題が心理学研究においてどのように扱われてきたのかを概観し、 人の 「こころ」 の問題を考える際の 「認知」 に関する問題の意義を論ずる。 <学習目標> 認知心理学、 知覚心理学の基礎知識を理解し、それを適切に要約できる。 認知心理学、知覚心理学の基礎的理論を習得し、それを用いて日常的な現象の説明をすることができる。 実験的手法を用いる心理学の理論構成法の基礎を理解し、新しい問題にそれを応用できる。 |
授業のながれ |
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イントロダクション 心理学における認知研究の位置づけ 知覚の特性1−時間特性− 知覚の特性2−空間特性− 知覚の特性3−恒常性− 知覚の特性4−奥行知覚― 注意の働き シーン認知 (高次視覚) 記憶1―記憶のメカニズム― 記憶2―日常記憶― 思考1―問題解決― 思考2―意思決定― 知覚・認知の発達 知覚・認知の障害 まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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私語等他の履修生の迷惑となる行為に対しては、 履修資格の剥奪を含め厳格に対応する。事前に講義資料をnfu.jpにアップロードするので、概略を把握の上受講のこと。また、講義終了後はその内容を各自がまとめた上で次回講義に臨むこと。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | あらかじめ提示される資料の予習 | 15 |
事後 | 講義で提示する課題の実施 | 15 |
本科目の関連科目 |
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心理学概論 学習・言語心理学 神経・生理心理学 |
成績評価の方法 |
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講義内で毎回ミニレポートを課し、 期末試験とあわせ評価を行う。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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