科目名 聴覚障害者の理解と支援

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 1 前期開講 佐藤 大介

テーマ
聴覚障害者を理解し、関わり方や対応方法を学び、支援技術を獲得する。大学における聴覚障害学生の支援である「ノートテイク」と「パソコンテイク」の理論と方法を習得し、実際に支援できるようになることを目指す

科目のねらい
<キーワード>
情報(講義)保障    ノートテイクとパソコンテイク
文字通訳  コミュニケーション障害
ユニバーサルデザイン

<内容の要約>
授業は、講義と実技方法の理解習得ができる内容で進める。講義では「聴覚障害の理解・関わり方」「情報(講義)保障」「聴覚障害はコミュニケーション障害」などを学ぶ。実技の理解習得では、「ノートテイクの方法」「パソコンテイクの方法」を身につけられるようにし、実際に支援活動ができる方法を身につける。

<学習目標>
聴覚障害者について理解し、大学生活でのバリアを理解し、適切な対応ができる。
ノートテイクでの支援活動ができるよう方法論を習得できる。
パソコンテイクでの支援活動ができるよう方法論を習得できる。

授業のながれ
聴覚障害とは。(医学的モデルと社会的モデル) 聴覚障害はコミュニケーション障害。情報保障とは:手話・口話、筆談。 
大学における情報保障とは。大学の講義。情報保障者(テイカー)に求められること。    
要約筆記の歴史と法律。大学における文字通訳とノートテイク、パソコンテイク。聴覚障害学生との連携。  
大学におけるノートテイクの基礎@音を文字にする。A続けて書く。Bニーズに合わせる。 
大学におけるノートテイクの基礎C情報を増やす、D主筆と補助、交代と協力、E複数の聴覚障害学生受講。 ノートテイクの考え方と実技。 
パソコンテイクの歴史と目的。 
パソコンテイクの基礎:@利点と必要機材、Aタイピング、B2台のパソコン接続とソフト(IPtalk)のインストールCネットワーク接続とトラブル解消。 
パソコンテイクの考え方と実技。 
まとめ。






準備学習の内容・学ぶ上での注意
 聴覚障害者についての理解を深め、方法論として支援技術を習得するため、実技は各自で練習できるようにします。  講義のなかで、参考図書、関連資材、機器を紹介するので実際に触れる機会を持つようにしてください。また、できるだけボランティア活動に参加し、本学の聴覚障害学生と接する機会を持ってください。

事前事後 学習内容 時間数
事前 次回授業の予習 15
事後 授業のまとめ 15
事後 課題の学習 15
事後 定期試験の学習 15

本科目の関連科目
ろう文化と手話、視覚障害者支援論、障害者コミュニケーション、聴覚障害児指導法

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 60%
授業内でのレポート・課題等 40%
その他  0%
1.授業内でのレポート・課題 40% 2.期末試験(WEB試験)   60% 授業内でのレポート・課題及びWEB試験により評価する。
期末試験は、ウェブで実施されます。各講の確認テストを踏まえた応用問題と、講義に基づくいくつかの問題で構成されています。
問題数が多いことを踏まえ、各講の確認テストの結果をよくふりかえることを推奨します。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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