科目名 作業療法評価学実習U

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 2 前期開講 来島 修志、田口 修

テーマ
老年期障害領域,精神障害領域において基本的な評価法を習得し,臨床技能(評価)を身につける.

科目のねらい
<キーワード>
面接  観察
作業遂行機能  知的機能検査

<内容の要約>
老年期障害領域,精神障害領域における評価法を習得する.2年後期に開講する臨床実習『評価実習』を履修するために必要な面接・観察の諸技術,これに付随する礼節,態度,事務処理の能力を身に着けることを目的に学習を進める.

<学習目標>
障害領域において必要な評価を適切に実施することができる(知識・技能)
評価を実施するにあたり、これに必要な礼節、態度を備え、事務処理を適切に遂行することができる(態度・志向性)
模擬的な評価場面において、安全かつ適切に評価を実施することができる(臨床技能)

授業のながれ
作業療法評価の評価手段の概観
HDS-R,MMSの評価内容と目的
HDS-Rの評価実技(演習)
HDS-Rの評価実技(フィードバック)
MMSEの評価実技(演習)
MMSEの評価実技(フィードバック)
コース立方体テストの評価内容と目的
FABの評価内容と目的
WMS-V,三宅式記銘力検査の評価内容と目的
精神機能評価
日常生活行動評価
対人・集団機能評価
作業面接観察法(箱づくり法)(1)
作業面接観察法(箱づくり法)(2)
NPI興味関心チェックリスト (1)
NPI興味関心チェックリスト (2)
精神障害者社会生活評価尺度 (LASMI) (1)
精神障害者社会生活評価尺度 (LASMI) (2)
臨床技能試験 (1)
臨床技能試験 (2)
臨床技能試験 (3)
臨床技能試験 (4)
臨床技能試験 (5)

準備学習の内容・学ぶ上での注意
老年期障害領域ではコミュニケーション能力と認知機能等を,精神障害領域では学生同士ペアになり演習を行う. 評価の目的を理解し復習を怠らないこと.

事前事後 学習内容 時間数
事前 課題実習の計画・準備 15
事後 課題実習のレポート作成 10

本科目の関連科目
精神科学,精神障害作業療法学T,作業療法評価学U,作業療法評価学実習T,評価実習指導,評価実習,総合実習T,総合実習U

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内)
授業内でのレポート・課題等
その他(授業参加態度,臨床技能試験の成績で評価する) 100%
授業参加態度,臨床技能試験の成績で評価する.

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>大塚俊男,本間昭 監修 <テキスト名>高齢者のための知的機能検査の手引き <出版社>ワールドプランニング
<著者>山根寛 <テキスト名>精神障害と作業療法 病いを生きる、病いと生きる 精神認知系作業療法の理論と実践 <出版社>三輪書店



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