科目名 | 内部障害理学療法学 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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3 | 3 | 前期開講 | 渡邉 文子、小川 智也、山下 豊、瀬尾 由広、近藤 健司、杉浦 知範、若見 和明、佐藤 克成 |
テーマ |
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基本的な内部障害系疾患の病態を理解し,各疾患に対する基本的な理学療法の評価と治療について学ぶ。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 「循環器理学療法」 「呼吸理学療法」 「代謝・内分泌疾患の理学療法」 「がんのリハビリテーション」 <内容の要約> 内部障害理学療法学では,代表的な内部障害系疾患(循環器疾患,呼吸器疾患,代謝・内分泌疾患,がんなど)を紹介し,それらに起因する障害や基本的な理学療法について学び,内部障害系疾患に対する理学療法の役割(意義・目的)を治療全体の中で理解できるようにする。 <学習目標> 1.循環器の解剖(構造),生理(機能)に加えて,循環器疾患やその病態生理と治療の概要を理解し,循環器疾患に対する理学療法評価や理学療法プログラムの基本的な考え方を説明することができる。 2.呼吸に関連する基礎知識および呼吸器疾患の病態を理解し,呼吸器疾患に対する理学療法について説明することができる。 3.代謝・内分泌に関する基礎知識および代謝・内分泌疾患の病態を理解し,代謝・内分泌疾患に対する理学療法プログラムの基本的な考え方を説明することができる。 |
授業のながれ |
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1. 循環器理学療法学(1) 循環器の構造と生理機能,心電図の基礎1 2. 循環器理学療法学(1) 循環器の構造と生理機能,心電図の基礎2 3. 循環器理学療法学(2) 循環器に必要なエネルギー代謝の知識1 4. 循環器理学療法学(2) 循環器に必要なエネルギー代謝の知識2 5. 循環器理学療法学(3) 心不全の理解1 6. 循環器理学療法学(3) 心不全の理解2 7. 循環器理学療法学(4) 虚血性心疾患,大血管疾患について 8. 循環器理学療法学(5) 末梢動脈疾患について 9. 呼吸理学療法学(1) 呼吸理学療法の基礎1:解剖,呼吸運動, 身体所見 10. 呼吸理学療法学(2) 呼吸理学療法の基礎2:病態 11. 呼吸理学療法学(3) 慢性期呼吸理学療法1:評価 12. 呼吸理学療法学(4) 慢性期呼吸理学療法2:実際 13. 呼吸理学療法学(5) 急性期呼吸理学療法,誤嚥性肺炎 14. 呼吸理学療法学(6) 吸引 15. 呼吸理学療法学(7) 症例検討 16. 代謝・内分泌理学療法学(1) 糖質代謝異常の理解と理学療法 17. 代謝・内分泌理学療法学(2) 腎臓機能障害,肝臓機能障害の理解と理学療法 18. 代謝・内分泌理学療法学(3) 脂質代謝異常,肥満,尿酸代謝異常,骨代謝異常の理解と理学療法 19. 代謝・内分泌理学療法学(4) 視床下部-下垂体疾患,甲状腺疾患,副甲状腺疾患,副腎疾患の理解と理学療法 20. 代謝・内分泌理学療法学(5) 糖尿病の運動・食事療法、薬物治療について@ 21. 代謝・内分泌理学療法学(6) 糖尿病の運動・食事療法、薬物治療についてA 22. がんのリハビリテーション(1) 23.がんのリハビリテーション(2) |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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内部障害の病態を理解するためには,解剖学・生理学の知識が必要不可欠である。各回の講義でとりあげる臓器の正常な機能については事前学習し,講義に臨むこと。呼吸器疾患,循環器疾患,代謝・内分泌疾患,がんがもたらす,身体機能障害について幅広い洞察を望む。また,呼吸器疾患患者,循環器疾患患者,代謝・内分泌疾患患者,がん患者に関わるにあたり,精神心理的観点からも理解を深めて欲しい。<参考図書>『ハーバード大学テキスト 心臓病の病態生理(第3版)』(メディカル・サイエンス・インターナショナル),『病気がみえるvol.1消化器(第4版)』(メディックメディア),『病気がみえるvol.3糖尿病・代謝・内分泌(第4版)』(メディックメディア),『病気がみえるvol.8腎・泌尿器(第2版)』(メディックメディア) |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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本科目の関連科目 |
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基礎科目として「内科学」「病理学」,応用科目として「内部障害理学療法学実習」「総合実習T」「総合実習U」 |
成績評価の方法 |
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講義した範囲と内容について記述試験を行う。再試験については大学の規定に準ずる。 |
テキスト |
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■テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>上月 正博(編) <テキスト名>『新編 内部障害のリハビリテーション』 <出版社>医歯薬出版 |
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