科目名 応用運動学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 小林 寛和

テーマ
身体運動と基本動作の基礎を学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
身体運動  好ましい運動様式と機能的要件
姿勢と動作  動作観察・分析

<内容の要約>
応用運動学では、基礎運動学の講義内容を発展させて、理学療法の臨床場面で必要となる内容についても触れていきたい。運動器の機能と動作について、詳細な知識を得ることを目的とする。身体各部位における関節の構造と運動の好ましい様式について学ぶ。また各種の動作における正常動作と関与する関節運動について学ぶ。そこから、動作を構築する運動器の要因と好ましい関与の様式、さらに運動器疾患等の影響により、好ましい運動様式が破綻したときの動作への影響についても理解を深めてもらいたい。各種の動作における力学的特徴の基礎的事項も学習する。

<学習目標>
身体運動の仕組みを理解し、説明することができる。
歩行をはじめとした基本的な動作の特徴を理解し、好ましい様式とそれに必要な機能的要件についてあげることができる。
好ましい様式での動作遂行が困難な代表例について、とその原因を理解し、説明することができる。

授業のながれ
上肢・下肢・体幹運動の連動と相互作用
下肢の運動障害1(膝関節)
下肢の運動障害2(股関節、足)
上肢の運動障害1(肩複合体)
上肢の運動障害2(肘、前腕、手関節、手)
体幹の運動障害1(脊柱)
体幹の運動障害2(脊柱)
姿勢の観察
動作の観察と分析
歩行の観察と分析1
歩行の観察と分析2
歩行の異常とその原因
日常生活における基本動作
動作の障害に対する運動学的分析
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・応用運動学は理学療法に関する多くの履修事項の基盤となる科目でもある。そのことを意識して、講義内容の習得につとめていただきたい。 ・基礎運動学を発展させ、基本的な動作の観察と分析について理解を深めるように、学習に取り組んでいただきたい。

事前事後 学習内容 時間数
事前 授業の終了時に次回の内容を説明するので、その内容に沿って予習をする。 1
事後 授業内容の復習をする。 1

本科目の関連科目
・すべての専門科目の基礎となる。・特に関係する科目は基礎運動学、基礎・応用運動学演習になる。

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 90%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  10%
・レポート課題により、内容の理解を確認する。・定期試験も実施する。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>中村隆一、他 <テキスト名>基礎運動学 <出版社>医歯薬出版
<著者>D.A.Neumann、他 <テキスト名>筋骨格系のキネシオロジー <出版社>医歯薬出版



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