科目名 | 倫理学 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 1 | 後期開講 | 片山 善博 |
テーマ |
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私たちは何をなすべきか〜倫理的な行為とは |
科目のねらい |
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<キーワード> 価値 他者 自己 文化 規範 <内容の要約> 現代社会を振り返ってみると、規範意識や道徳意識は衰退しているように見える。しかしその一方、研究倫理、企業倫理など様々な分野で倫理意識の向上が求められている。本講義では、現代社会においてその解決が求められる倫理的な問題について考察していく。後半では、生命倫理や環境倫理、情報倫理などの応用倫理についても触れておきたい。 <学習目標> 倫理についての語り方を学ぶことで、現代社会の根本的な問題について理解を深めることができる。 倫理的な問題に多く含まれるディレンマを考えることで、福祉の基礎としての人間学的思考を身につけることができる。 社会規範の成り立ちについて考えることで、一人一人が主体的に物事を考えることができる。 |
授業のながれ |
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授業の概要 10人の命を救うために1人を殺すことは許されるか 他人に迷惑をかけなければ何をしても良いか 弱者の救済は人間の義務か 正義は時代によって変化するか 道徳は世界共通のものか 自由市場は公正か 科学の発達に限界を定めることはできるか 崇高な目的は野蛮な手段を正当化するか〜正しい戦争はあるか 安楽死は認めて良いか 人工妊娠中絶は認めて良いか 生命操作はどこまで認められるのか 動物の権利とは〜環境保護は正しいか 私たちは未来の世代に責任を負うべきか まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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授業では、学生一人ひとりが、物事を掘り下げ、原理的に考えることを重視します。そして自分なりの<ものの見方・考え方>を身につけてください。人間についてのさまざまな問いや思索のかたちを取り上げますので、自分なりの<問い>を見つけて、とことん考えてください。参考文献等については初回の授業の時に説明します。事前にお知らせする参考文献等については、授業開始までに読んでおいてください。毎回コメント票を配りますので、意見、質問等積極的に書いてください。なお、他の履修者の迷惑になるので授業中の私語は慎んでください。目に余るときには退室を命じる場合があります。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 事前に配布するプリントの学習(5時間) 事前に伝える参考文献の読書(10時間) | 15 |
事後 | 授業内容の復習(5時間) 参考文献の読書(10時間) | 15 |
本科目の関連科目 |
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社会学 心理学 |
成績評価の方法 |
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期末試験に、毎回授業中に作成する意見表明のコメントの評価を加味します。 |
テキスト |
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□テキストを使用する □レジュメを使用する ■未定 (最初の授業で指示する) |
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