科目名 論理回路

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 串田 淳一

テーマ
論理回路について,その原理と動作を理解し,組み合わせ回路や順序回路を設計する.

科目のねらい
<キーワード>
論理回路  組み合わせ回路
カルノー図  クワイン・マクラスキ法
順序回路

<内容の要約>
自動車,エアコン,テレビ,ビデオ,スマートフォン,パソコンなど多くの製品に論理回路が使用されている.デジタル機器の機能は0,1の2値で構成されている. 本講義では,その動作原理について,基礎的な2進数表現,論理代数,論理関数を学んだ上で,論理回路の構造にを理解する.

<学習目標>
デジタル機器の動作原理について理解できる.
論理代数,論理関数について理解できる.
論理ゲートの性質,動作について理解できる.
組み合わせ回路について理解できる.
2進数表現,その特徴について理解できる.

授業のながれ
イントロダクション,論理回路とは
論理演算とその性質(ブール代数)
論理関数と論理式
カルノー図による論理関数の表現
カルノー図による論理式の簡単化
クワインマクラスキ法による論理式の簡単化
論理式の簡単化に関する総合演習
中間まとめ
組合せ回路の基本的な設計法
複雑な組合せ回路の設計
順序回路とは
ラッチとフリップフロップ
順序回路の設計法
順序回路の動作解析
組合せ回路および順序回路に関する総合演習
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
課題は遅滞なく提出すること.他の受講生の迷惑になる行為(私語,講義中に席を離れるなど)は厳禁.

事前事後 学習内容 時間数
事後 講義の復習 10
事後 講義で習った回路の作成 30
事後 試験勉強 20

本科目の関連科目
卒業研究,プログラミング演習I,II

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 40%
授業内でのレポート・課題等 40%
その他  20%
 

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
<著者>渡部 英二 監修,安藤 吉伸 著,井口 幸洋 著,竜田 藤男 著,平栗 健二 著 <テキスト名>基本からわかるディジタル回路 講義ノート <出版社>オーム社



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