科目名 地域研究プロジェクトT

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 遠藤 秀紀

テーマ
東海市デジタルマップの作成

科目のねらい
<キーワード>
地域資源  産業立地
地理情報システム  コミュニティ

<内容の要約>
見知らぬエリアに行ったとき、「大勢で、安く食事できる場所はないか」、「車が故障しそうだ!とりあえず直してくれるところはないか」などと考えたことはないでしょうか。そんなとき、例えばスマホの地図に欲しい情報がスッと出てきたら・・・ このプロジェクトでは、東海市をフィールドに、スマートフォンで利用しやすいデジタルマップの作成に取り組みます。収集する情報の検討、地域の方々と交わりながらの情報収集、マップ作成から地域イベントなどでの実証実験に至るまでを学生が企画し、実践することを通して、地域振興に求められる情報の把握とその活用を学びます。これら一連の演習は、「ふくしコミュニティプログラム」に基づいて行われます。本科目は「ふくし・マイスター」養成のための経済学部「地域志向科目」です。

<学習目標>
地域の多様な資源の存在を認識し、活用方法を模索できる
地域産業・諸団体等の活動への理解を通して、地域経済の振興法を論理的に考察できる
地域調査をグループで具体的に立案し、実行できる

授業のながれ
プロジェクトの概要説明
地理情報システムとその活用
デジタル地図とアナログ地図の調査方法
地域経済と地域資源の関連を理解する(1)産業立地、コミュニティと非営利団体
地域経済と地域資源の関連を理解する(2)住民の居住地選択行動
検討会議(1)調査の企画立案(東海市の調査地域・対象等の検討)
聞き取り調査の作法(1)調査目的と仮説の設定
検討会議(2)調査の企画立案(聞き取り内容等の検討)
プレゼンテーション(企画立案内容の説明)
聞き取り調査の作法(2)調査に必要な項目の理解
検討会議(2)調査の企画立案(聞き取り内容等の推敲・確定)
東海市の地域資源調査(前半)
東海市の地域資源調査(後半)
調査結果の集約、報告資料作成
プレゼンテーション(調査結果の報告)

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・調査の具体的な企画立案は、議論を通して行う。議論に必要な情報収集に平素から心がけること。 ・学外での調査やプレゼンテーション準備を講義時間外に行うことがある。適宜、時間を確保できるようにすること。 ・学外者に対して、調査にかかるインタビューやイベントへの協力等をお願いすることになる。社会人として失礼のない言動に努めること。

事前事後 学習内容 時間数
事前 議論の準備 8
事前 学外での調査等に必要な情報収集 10
事前 デジタルマップ作成に必要なスキルの準備 6
事後 学外での調査等を実施した後の振り返り 6
事後 制作物の公開とそれに伴う対応 10
事後 プレゼンテーション後の振り返り 3

本科目の関連科目
「社会調査概論」、「地域研究」、「経済学」、「地域経済論」、「情報処理演習」

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 60%
授業内でのレポート・課題等 40%
その他  0%
期中のプレゼンテーションと期末の成果物を評価の対象とする。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 

科目属性
地域志向科目



(C) Copyright 2021 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。