科目名 専門演習V

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 後期開講 三輪 昭子

テーマ
SDGsの目標達成に貢献しているCSR(企業の社会的責任)経営の現在を考え、地球環境の未来との関係性を学習する。

科目のねらい
<キーワード>
サステイナビリティ(持続可能性)  ISO26000
未来思考  バックキャスティング

<内容の要約>
専門演習Uで学習したSDGsの基本思考と基本的枠組みを、専門演習Tで学習した社会的課題と企業の経営理念とを結びつけ、SDGsの目標が企業での意識づけ、認識の在り方について検討し、望ましい未来の社会について

<学習目標>
SDGsのもつ基本的思想と基本的枠組みを再定義し、説明することができる。
SDGsの示すサステイナビリティ(持続可能性)の意味と環境・社会・経済を一体として捉える発想を身に付けることができる。
CSR経営で大切にされているステイクホルダー・エンゲージメントを理解し、事例に基づいて整理できる。

授業のながれ
オリエンテーション:テキストの使用方法と専門演習Vでの学び方を知り、専門演習Uとの違いを知る。
専門演習Tでの学びを再定義する。CSRの考え方を明確化する。(1)CSR経営の向き合い方
専門演習Tでの学びを再定義する。CSRの考え方を明確化する。(2)CSR経営とステイクホルダー
専門演習Uでの学びの一つとして、17目標の中にある地球的課題を再整理する。(1)
専門演習Uでの学びの一つとして、17目標の中にある地球的課題を再整理する。(2)
専門演習Uでの学びの一つとして、17目標の中にある地球的課題を再整理する。(3)
SDGsの17の目標の構造を学習する。
SDGs的枠組みと基本的精神から格差問題に切り込む。17の目標の関連付けをする。
これまでの常識的な生産者の在り方を整理する。アップサイクルの考え方
サーキュラーエコノミーの考え方で消費の力を考える。
自然資本で社会と経済を創る地球経済を整理する。
会社の企業理念の傾向を整理する。
経団連の最新の行動規範を整理し、内容のポイントを整理する。
SDGsの基本的精神「誰一人取り残さない」が意味すること。
CSR経営とSDGs:果たして、SDGsはCSR経営を有効に動かしているか

準備学習の内容・学ぶ上での注意
 上記の授業の流れは、使用テキストのページにしたがったものではなく、関連のあるテーマを複合的に組み合わせたものである。使用テキストにないものは、参考となるレジュメを用意する。また、自分自身が担当となった場合は、必要となる内容については事前に紹介するので、その内容に関する情報を集め、整理したものを発表してもらう。  授業では、無断欠席、遅刻がないよう気を付けてほしい。授業は自分だけの時間ではなく、履修している学生皆のものであるので、貴重な時間である。学ぶ時間を大切に、準備や事後学習を進め、今後の自分自身の糧となるようにしてほしい。

事前事後 学習内容 時間数
事前 テキストの学習課題を整理し、報告の準備をする。 20
事後 相応の学習課題について、自分なりの内容とコメントを整理する。 10

本科目の関連科目
経済学、専門演習T、専門演習U、専門演習W、専門演習X、卒業論文

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 30%
授業内でのレポート・課題等 70%
その他 
 

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>村上芽・渡辺珠子 <テキスト名>SDGs入門 <出版社>日経文庫(日本経済新聞出版社)



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