科目名 | 専門演習U |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 前期開講 | 若山 雅博 |
テーマ |
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医療福祉組織が外部環境(法制度、政策、社会、労働力、患者、利用者等)の変化にどう適応するかということを経営学の視点で探求する。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 医療福祉法制度・政策と医療福祉組織 専門職と医療福祉組織ー個人と組織のマネジメントー 医療福祉組織の環境適応ー組織と環境のマネジメント <内容の要約> 医療福祉(介護)は公共サービスであり、各種保険制度、障害福祉の各サービスの提供内容や価格も統制されている。医療福祉(介護)制度は 現在に至るまで長い政策過程を経て形成されている。他の社会保障制度を有する海外の国々もそれぞれの政策過程を経て各国の医療福祉制度がある。 医療福祉組織は歴史的背景に基づいた法制度等により、その枠組みの中で活動している。その活動を支えるのが医師、看護師、薬剤師、社会福祉士、介護福祉士など医療福祉専門職、及び非専門職としての事務職等である。組織内部では様々な専門職と非専門職が混在しながら、チームで患者などクライアントの治療やケア、サポートを行っている。この中で、専門職(個人)と専門職組織がどのように「分化と統合」を行っているのか。組織を取り巻く課業環境、組織内部の環境に医療福祉組織はどう適応しているか(マネジメント)を探求する。 <学習目標> 保健・医療・福祉の法制度を理解及び学習することができる。 保健・医療・福祉の専門職(個人)と医療福祉組織のマネジメントの内容と実際を学習することができる。 医療福祉組織が課業環境に適応しているか(マネジメント)を理解し、学習することができる。 |
授業のながれ |
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演習:医療福祉(介護)制度の課題報告・討論@ 演習:医療福祉(介護)制度の課題報告・討論A 演習:医療福祉(介護)制度の課題報告・討論B 演習:医療福祉(介護)制度の課題報告・討論C 演習:医療福祉(介護)制度の課題報告・討論D 演習:医療福祉(介護)制度の課題報告・討論E 演習:医療福祉(介護)組織の環境適応 課題報告・討論F 演習:医療福祉(介護)組織の環境適応 課題報告・討論G 演習:医療福祉(介護)組織の環境適応 課題報告・討論H 演習:医療福祉(介護)組織の環境適応 課題報告・討論I 演習:医療福祉(介護)組織の環境適応 課題報告・討論J 演習:医療福祉(介護)組織の環境適応 課題報告・討論K 演習:医療福祉(介護)組織の環境適応 課題報告・討論L 演習:医療福祉(介護)組織の環境適応 課題報告・討論M 演習:医療福祉(介護)組織の環境適応 課題報告・討論N |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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医療福祉領域は、医療であれば高度急性期・急性期・回復期・慢性期医療に機能区分され、介護は施設ケア・通所ケア・在宅ケアに区分される。加えて社会福祉の場合、 児童福祉・障害者福祉・高齢者福祉・生活保護などがある。3年後期(専門演習V)からは各自が卒論テーマをどの領域に焦点を当てて取り組むのかを前期(専門演習U)の 基本的な医療福祉領域の法制度、組織、外部環境などを課題報告や討論を通じて考える過程としたい。 従って、ゼミ内の演習内容は各自の卒論や将来の方向性(就活・進学など)を踏まえながら、有益なものにしてほしい。 その為には、基本テキストを読み込み、理解し、疑問を持って、参加すること。そこで、発表する、議論する、など実践力を身に着けるよう心掛けること。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 関係文献・資料を読み、理解し、同時に疑問を持つ | 30 |
事後 | 当日のゼミ内での議論内容を復習し、自分と異なる視点などを理解する | 15 |
本科目の関連科目 |
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医療福祉関係法、医療福祉経営論、医療情報管理、医療政策T(経済)など |
成績評価の方法 |
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・ゼミ出席率(ゼミ活動) ・ゼミでの課題報告・進捗報告 ・ゼミ内討論での発言力、傾聴理解力など を総合評価する。 |
テキスト |
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■テキストを使用する □レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>池上直己 <テキスト名>日本の医療と介護 歴史と構造、そして改革の方向性 <出版社>日本経済出版社 <著者>田尾雅夫 <テキスト名>現代組織論 <出版社>勁草書房 |
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