科目名 都市経済学U

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 後期開講 遠藤 秀紀

テーマ
ライフスタイルと都市

科目のねらい
<キーワード>
土地・住宅市場(不動産市場)  住宅ローン

<内容の要約>
なぜ、東京・名古屋・大阪は大都市なのでしょうか?なぜ、まちづくりは難しいのでしょうか?東海市でも、場所によりアパートの家賃が変動するのはなぜでしょうか? この講義では、都市と土地・住宅に関する問題を経済活動の観点から理解し、説明する力を錬成します。講義内容は、「ふくしコミュニティプログラム」に基づいて構築されています。本講義は「ふくし・マイスター」養成のための経済学部「地域志向科目」です。

<学習目標>
不動産市場の基礎と現行の制度等を理解できる
不動産金融の基本的な仕組みを説明できる
不動産市場の最近の展開を説明できる

授業のながれ
イントロダクション
地価と地代(4-1) 地価と地代の分類
地価と地代(4-2) 地価の形成要因(短期保有と長期保有)
地価と地代(4-3) 地価の形成要因(地価形成と合理的バブル)
地価と地代(4-4) 地価の決定と土地利用パターンの形成
住宅市場と住宅政策(5-1) 住宅の経済学的考察
住宅市場と住宅政策(5-2) 住宅の資産価格と賃貸価格の決定
住宅市場と住宅政策(5-3) 住宅の需要と供給
住宅市場と住宅政策(5-4) 住宅政策の意義
住宅市場と住宅政策(5-5) 土地・住宅税制
不動産市場の展開(6-1) 住宅ローンの基礎
不動産市場の展開(6-2) 不動産市場と住宅ローン
不動産市場の展開(6-3) 高齢化と住宅の老朽化
不動産市場の展開(6-4) 事例研究:賃貸住宅マッチングとマッチング理論
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
不動産市場の動向を理解するのに必要な経済理論の解説を行います。受講者は、下記の点に留意してください。 ・ミクロ経済学・マクロ経済学の考え方を踏まえた講義展開になります。経済学の基礎を事前に確認しておきましょう。 ・直近の不動産市場の動向を提示します。最新の話題を新聞などで事前に調べましょう。 ・資料を元にしたミニ課題、自習用の課題が複数回あります。 【使用する数学】連立方程式、 式の展開と解の導出

事前事後 学習内容 時間数
事前 経済学の基本的なアプローチの確認 5
事前 不動産市場にまつわる最新の話題などの確認 8
事後 課題理解のための学習 2
事後 課題の答案作成 3
事後 事例研究に関連する事後学習 5
事後 自習資料を用いた復習 7

本科目の関連科目
「ミクロ経済学」、「マクロ経済学」、「公共経済学」、「財政学」

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 80%
授業内でのレポート・課題等 20%
その他  0%
課題(20点)と期末試験(80点)を成績評価の対象とします(時期および方法は授業内で指示)。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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