科目名 都市経済学T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 前期開講 遠藤 秀紀

テーマ
ライフスタイルと都市

科目のねらい
<キーワード>
都市化と都市圏  経済活動と距離

<内容の要約>
東京・名古屋・大阪のような大都市に人が集中するのはなぜでしょうか? まちづくりが難しいのはなぜでしょうか? 都市形成のプロセスで、行政はどのような視点を持つのが望ましいのでしょうか? この講義では、都市の発展を経済活動の観点から理解し、説明する力を錬成します。講義内容は、「ふくしコミュニティプログラム」に基づいて構築されています。本講義は「ふくし・マイスター」養成のための経済学部「地域志向科目」です。

<学習目標>
都市での経済活動の仕組みを理解できる
多様な企業・人材の交流と都市成長の関係を説明できる
都市形成における公共サービスの役割を説明できる

授業のながれ
前半イントロダクション
都市と地方公共団体(1-1) なぜ都市は生まれたか
都市と地方公共団体(1-2) 都市とは何か
都市と地方公共団体(1-3) 地方公共団体とは(都市の概念との違い)
都市と地方公共団体(1-4) 市町村合併の歴史
都市と地方公共団体(1-5) 事例研究:人口減少と地方公共団体の対策
都市化と都市圏形成(2-1) イノベーションと産業振興
都市化と都市圏形成(2-2) 比較優位・規模の経済
都市化と都市圏形成(2-3) 集積の経済・不経済
都市化と都市圏形成(2-4)都市化と都市圏の形成
都市政策(3-1) 都市政策の経済学的根拠
都市政策(3-2) 地方公共財の最適供給
都市政策(3-3)最適な都市規模
都市政策(3-4)事例研究:地域医療・介護のネットワークシステム(愛知県大府市の事例)
まとめ(高齢化と都市)

準備学習の内容・学ぶ上での注意
都市の経済活動や公共サービスの役割を理解するのに必要な経済理論の解説を行います。受講者は、下記の点に留意してください。 ・ミクロ経済学・マクロ経済学の考え方を踏まえた講義展開になります。経済学の基礎を事前に確認しておきましょう。 ・都市における実際の経済活動の事例を提示します。事例の背景など、理解に必要な情報を新聞や関連資料などで事前/事後に収集しましょう。 ・資料を元にしたミニ課題、自習用の課題が複数回あります。 【使用する数学】連立方程式、 式の展開と解の導出

事前事後 学習内容 時間数
事前 経済学の基本的なアプローチの確認 5
事前 都市にまつわる最新の話題などの確認 7
事後 課題の答案作成 3
事前 中間レポート作成のための事前学習 3
事後 事例研究に関連する事後学習 5
事後 自習資料を用いた復習 8

本科目の関連科目
「ミクロ経済学」、「マクロ経済学」、「公共経済学」、「財政学」

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 80%
授業内でのレポート・課題等 20%
その他  0%
課題(20点)と期末試験(80点)を成績評価の対象とします(時期および方法は授業内で指示)。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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