科目名 キャリアプランニングT

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 上田 和宏

テーマ
就職するために必要な準備について考えよう

科目のねらい
<キーワード>
キャリアプラニング  就職活動
資格  仕事のやりがい

<内容の要約>
大学は通過点である。誰もが卒業して次の段階に進まなければいけない。しかし、そのためには準備が必要である。この講義は進路を選択する上で参考となる事項、特に就職するために考えておかなければいけないことを学ぶための講義を行う。 講義は、就職や雇用をめぐる現在の状況、 本学学生の就職状況、 社会人として求められる力、 資格は就職に必要なのか、就職活動で起きる問題などについて行われる。また、実業界で活躍されている方々からさまざまな業界における仕事や働き甲斐、また希望する業界へ進むために必要な準備などについて話をうかがう。 講義ではゲスト講師との質疑応答,意見交換も重視する.講義全体を通して話したり書いたりする練習の機会をできるだけ設ける予定である。

<学習目標>
進路選択に向けて自分の現状を見つめ、将来のためにどのような準備をするかについて考えることができる。
さまざまな業界の状況や仕事の内容、仕事のやりがいを理解できる。
「聞く」、「話す」、「書く」などのコミュニケーション能力を高めることができる。

授業のながれ
ガイダンス:授業の目的について理解を深める.
「就職」をめぐる状況について理解を深めるような講義を行う。主に、本学・経済学部の就職状況/就職までの流れ/インターンシップについて説明する.
就職戦線を乗り越えるために何が必要なのか、大事なことは何かについて考える。
日本の労働市場について講義するとともにフリーター、非正規雇用という問題について考えてもらう。
近年、関心が高まるようになった「新しい働き方」や新型コロナウイルスの感染が広がる中で登場してきた「新しい就活」について講義を行う。
就職についての話となると、会社、業界、仕事という言葉が頻繁に使われる。しかし、それらが何を意味しているかがよく理解されていないことが多いので、それらについて講義を行う。
現場・第一線で活躍する人々の話 (1):仕事の内容ややりがいを知る。分野は、「企業(金融)」、「企業(サービス)」、「企業(メーカー)、「公務員」」を予定している。
現場・第一線で活躍する人々の話 (2):同上
現場・第一線で活躍する人々の話 (3):同上
現場・第一線で活躍する人々の話 (4):同上
就職に必要なことは? 資格と職業について:資格をとることが、就職するために本当に有利になるなのか、もし、そうだとしたらなぜか、などについて講義を行う。
コミュニケーション能力について :企業が求めるコミュニケーション能力とはどのようなことかをゲームなどを通して考えてもらう講義を行う。
就活を考えるときに審査される側ではなく、審査する側、すなわち採用する側の立場に立って考えると、就活にどのように臨むべきかが見えてくる。そこで、採用する側の視点に立って考えることを行う。
今年度の就職状況・来年度の予想:4年生に就職活動体験を話してもらいながら、進路探しに大事なことを考える。また、次年度の就職戦線について情報を提供する。
講義を通して学んだことについて振り返り総括する

準備学習の内容・学ぶ上での注意
@事前学習と事後学習が必要である。 A社会に出る準備のための授業であるから、 遅刻・私語・居眠り・スマートフォンの操作などは厳禁である。 これらの習慣から抜けきれない人は単位取得が難しい。 B進路選択のためには社会の動向を理解していることが必須である。したがって、日々のニュースに目を通し、ニュースを読む力はつけることを求める。 この科目は専門的な知識を覚えるようなものではない。その代わり、将来についてしっかりと考えて行動することができるようになることを求める。それ故、授業についてふり返り、内容をまとめることを行う。また、講義推薦図書については複数読むことを強く薦める。 C資料が提示されることも多いかと思うが,ノートを用意してメモを取ることが重要である.

事前事後 学習内容 時間数
事前 各回の講義のテーマやゲスト講師の方々が所属する業界についての予習 30
事後 講義で出された課題への取組、ゲスト講義についてのレポートなどの作成 30

本科目の関連科目
「教養演習」、「キャリアプラニングU」、「インターンシップ」、「特別講義T(経営者講座)」 など。

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 40%
授業内でのレポート・課題等 60%
その他  0%
・初回講義に必ず出席すること。成績評価の方法の詳細について説明する。 ・出席状況(遅刻を含む)や授業態度(携帯電話、 教室の出入など) が悪い場合、減点する。 ・毎回のように課題を課して提出を求める。 課題は成績評価の対象であるから丁寧に行い、確実に提出されていれば単位のことを心配する必要はないだろう。しかし,作文上の問題(誤字,論理など)が多いと評価が下がることには気を付けてほしい。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2021 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。