科目名 医療経済

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 川本 一男

テーマ
日本の社会保障制度(医療・介護)について理解するとともに、経済学的な視点から継続性、効率性、公平性に基づく医療福祉政策について学ぶ。

科目のねらい
<キーワード>
これからの社会保障制度  医療・介護保険制度
診療報酬・介護報酬

<内容の要約>
日本の医療の成り立ちから社会保障制度を理解し、医療・介護の一体改革、地域包括システム、地域医療構想での病院編成等の政策と今後の社会保障がどうなるか、終末期医療と死に方について経済学的な視点で考察する。医療法人の事務局長等実務を経験した教員が、現在の社会保障制度の政策について講義をする。

<学習目標>
日本の社会保障制度について理解することができる。
今後の社会保障制度が持続可能であるか経済学的視点で検討することができる。
終末期の医療についてどのようにすれば経済学的視点で有効になるかを検討することができる。

授業のながれ
オリエンテーション
医師と病院の成り立ちと直面する課題
医療保険制度の成り立ちと直面する課題T
医療保険制度の成り立ちと直面する課題U
診療報酬の仕組み-全体の概要
診療報酬の仕組み-包括評価
診療報酬の仕組み-薬と医療材料
医療計画の歴史と課題T
医療計画の歴史と課題U
介護の歴史と介護保険の制度設計
介護保険の課題とその対応
終末期ケアの特性と課題
終末期ケアに対する現場の対応
残された課題と改革案
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
途中で理解できているかの小テストを実施する。関連の図書を参考にして医療制度とはどういうものか、介護制度とはどういうものであるかを理解を深めるように積極的に講義に参加すること。

事前事後 学習内容 時間数
事前 教科書として使用する本を読んでくる。 10
事後 講義の復習をする。 10
事後 試験対策 2

本科目の関連科目
「医療福祉関係法」、「医療福祉経営論」(「福祉経営論T」、「福祉経営論U」、)「医療情報管理」

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 80%
授業内でのレポート・課題等 20%
その他  0%
途中で実施する課題と期末テストの点数、授業に参加する積極的な姿勢で評価する。

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>池上直己 <テキスト名>日本の医療と介護 歴史と構造、そして改革の方向性 <出版社>日本経済新聞出版社



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