科目名 | 日本史特講 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 2 | 前期開講 | 中野 晴久 |
テーマ |
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焼き物を通して見る日本社会と地域 |
科目のねらい |
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<キーワード> 生産 流通 消費 地域 伝統 <内容の要約> 縄文時代以来、1万年を越える歴史をもつ我が国の焼き物文化は、世界の中でもきわめて特異なものである。その成立過程を発掘資料や古美術資料、古文書・絵画・文献、産業遺産などを通して理解していく。とりわけ知多半島には多くの縄文貝塚や古代の土器製塩遺跡、中世常滑焼の古窯群、近世・近代の常滑焼などがある。それらが、どのような歴史的背景によって生まれ、消えていったのかを考えることで、現代社会との結びつきを考えていきたい。 <学習目標> 現代の物質文化が理解できる。 身近にある物の成り立ちが説明できる。 地域の特色が理解できる。 教職課程「地歴科」に必要な歴史資料の活用方法を知ることができる。 |
授業のながれ |
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土器の出現と新石器革命 焼き物が人類に与えた恩恵の数々とは 縄文・弥生時代の土器 世界最古の土器とされる縄文土器と土偶、弥生土器の多様な装飾 古墳の出現と土師器・埴輪、そして、陶器の始まりとしての須恵器の生産と流通 仏教導入による陶器生産の変容と瓦生産の開始 律令制下の陶器生産と流通、そして、遣唐使と唐三彩 末法・浄土信仰の流行と陶器生産の変容、そして、中世窯の成立と日宋貿易 鎌倉時代の陶器生産と流通、そして、日元貿易 室町時代、喫茶の流行と陶磁器の生産・輸入・流通 戦国時代、わび茶の流行と陶磁器の生産・輸入・流通 陶磁器生産の革新・近世陶磁器の生産と流通 幕藩体制下、全国各地に成立する窯場・お庭焼き 煎茶の流行と陶磁器生産、文人文化の中の焼き物 近・現代の陶磁器、レンガ・土管・タイル・衛生陶器 輸出品としての陶磁器生産 伝統工芸としての陶磁器生産と近代産業としての陶磁器 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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(1)休まずに受講すること。(2)氾濫する情報の正確な選択力を磨くこと。(3)身の回りにある物・事を深く歴史的に理解する姿勢。(4)地域の歴史もテーマであるので愛知・岐阜・三重の歴史的出来事に関心をもつこと。(5)講義の内容で理解できない事柄は積極的に質問すること。本科目は全体を通じて合計60時間の事前・事後学習が必要である。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 次回授業の予習 | 15 |
事後 | 授業のまとめ | 15 |
事後 | 宿題、課題などの学習 | 15 |
事後 | 定期試験、レポートなどの学習 | 15 |
本科目の関連科目 |
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知多学 |
成績評価の方法 |
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レポート70% ミニレポート等20% その他10% |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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