科目名 意思決定論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 後期開講 楠田 康之

テーマ
経済・経営における意思決定の基礎を学ぶ。

科目のねらい
<キーワード>
意思決定と経営  経営の科学
オペレーションズ・リサーチ(OR)

<内容の要約>
経済・経営における意思決定問題の科学的アプローチとしてのオペレーションズ・リサーチ(OR)の基礎を学ぶ。経営の科学的アプローチとは、意思決定モデルを用いて問題解決の方法を探ることである。この講義では、そのような問題解決手法として、テーマを4つに分け、具体的な数値例を考えながら現実の経営における意思決定のあり方を考察する。

<学習目標>
経済・経営における意思決定とは何かを学ぶことができる。
具体的な意思決定モデルにより問題解決能力を高めることができる。
経営における科学的アプローチの大切さを理解することができる。

授業のながれ
はじめに〜意思決定とは何か
日程計画法(PERT)(1) ― 日程計画法とは―
日程計画法(PERT)(2) ― PERTとネットワーク図 ―
日程計画法(PERT)(3) ― PERTで解く ―
日程計画法(PERT)(4) ― 最早開始時刻と最遅完了時刻 ―
線形計画法(1) ― 配分問題とは何か ―
線形計画法(2) ― グラフ解法とは ―
線形計画法(3) ― グラフ解法で解く ―
線形計画法(4) ― シンプレックス法 ―
在庫管理(1) ― 在庫管理とは何か ―
在庫管理(2) ― 発注点方式 ―
在庫管理(3) ― 定期発注方式 ―
待ち行列問題(1) ― 待ち行列問題とは何か ―
待ち行列問題(2) ― 到着率とサービス率 ―
待ち行列問題(3) ― 待ち行列問題の解法 ―
※講義の進行状況によって一部変更することがある。

準備学習の内容・学ぶ上での注意
内容的には一般教養科目に相当する平易なものだが、 授業中の私語、携帯電話・スマートフォン・タブレット・PCの使用、居眠り、教室からの無断退出を固く禁じる。携帯電話・スマートフォン・タブレットは授業前に電源を切っておくこと。もし違反した場合は単位を認めないことがある。解説は板書によって行われる。レジュメ・プリントなどは一切配布しないので、黒板を見ながら自筆ノートを授業時間の中でとっていく必要がある。講義で直接使用するテキストは特に定めないが、 参考となる書物やソース等については随時授業の中で紹介していく予定である。講義で勉強した内容は、次の回まで自宅で復習しておくこと。事前、事後学習として身近な生活の中での意思決定について授業で習ったモデルを使って考えることを4時間しなければならない(事前2時間、事後2時間)。

事前事後 学習内容 時間数
事前 意思決定論の参考書を読む 8
事前 ネット等で意思決定論に関連したニュースを調べる 8
事後 毎回の復習および宿題 8
事後 全講終了後の試験対策 6

本科目の関連科目
「経済学」「ミクロ経済学」「経済経営のための数学」

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 100%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  0%
期末試験の成績で評価する。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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