科目名 自然地理学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 後期開講 三輪 英

テーマ
自然地理学で取り扱う「自然」を理解し、身近な自然環境が日々の生活にどのような影響があるのか理解します。

科目のねらい
<キーワード>
自然と人の関わり  生活に影響を与える自然現象のメカニズム
自然災害発生のメカニズムとその対応策  自然地理学から見る環境問題

<内容の要約>
自然地理学の講義では、気候学を中心に、自然地理学の基本を学び、生活圏の自然環境を理解します。中でも地理学の基本である空間把握を意識し、自然と環境問題の関連性を掘り下げて考えていきます。

<学習目標>
地域内の自然環境を理解できる
自然環境の変化を理解できる
自然地理学の基本を理解できる

授業のながれ
ガイダンス:シラバスと講義の進め方を説明する。講義導入のミニ講義を実施する
地図情報の表現方法(地図の見方と作成)
世界の地形、大地形と小地形、大陸と海洋の影響
気象学と気候学 気候因子・気候要素・大気大循環とは
大気循環内にみられる特徴的な気候 エルニーニョ現象とラニーニャ現象等
世界の気候(ケッペンの気候区分を基に各気候帯の環境と生活の様子)中間まとめ
日本の気候区分、日本周辺の気団、中緯度偏西風とジェット気流
小地形での主な気象現象 局地的な循環(海陸風と山谷風)
地球温暖化と名古屋の暑さ 夏型気圧配置との関係から
都市の暑さとヒートアイランド 形成要因と構造 
暑さの指数 ヒートアイランドの対策 中間まとめ
熱中症とWBGT 大都市の傾向
ジェット気流の構造 日本の主な局地風(伊吹おろしと鈴鹿おろし)
日本列島に降る雨の種類 異常気象による集中豪雨 原因と対策 
講義の総括 自然災害から学ぶ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
講義形式で行います。自然地理学の様々な事象の成り立ちや分布について紹介します。 授業は、テキストとレジュメとパワーポイントを使って進めます。

事前事後 学習内容 時間数
事前 講義推薦図書で事前学習が望ましい 5
事前 自然地理学で取り扱う一般的な知識を調べる 5
事後 講義後の配布レジメを活用した復習 15
事後 試験対策の学習 15

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 50%
授業内でのレポート・課題等 30%
その他(授業態度) 20%
期末試験(筆記・最終授業内)50%、授業内でのレポート30%、授業態度20%

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>大和田道雄・大和田春樹編 <テキスト名>都市環境の気候学 <出版社>古今書院



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