法と人権

科目名	法と人権

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	1	後期開講	日比　拓也

テーマ

法と人権が社会とどのように関わっているか

科目のねらい

＜キーワード＞
基本的人権　　民法
刑法　　憲法

＜内容の要約＞
この講義では各回ひとつづつ個別の社会問題をテーマとして取り上げ、法と人権が社会とどのように関わっているかを学びます。法は社会のなかで「ルール」として作用しますが、どのようなルールでも良いというわけではありません。どのようなルールが「あるべきルール」なのか、それを考える際に考えなければならないのが「人権」という考え方です。人権は「人が人らしくある社会」をつくるために必要とされますが、どのようなルールならば「人らしさ」を備えることになるのかを考えます。

＜学習目標＞
人権の視点で社会を見ることができる
人権が社会のなかでどのような意味を持っているのかを理解できる
人権を通じて社会問題を考えることができる

授業のながれ

イントロダクション
生命と人権１　人工妊娠中絶
生命と人権２　安楽死・尊厳死
家族と人権１　選択的夫婦別姓
家族と人権２　代理母
犯罪と人権１　犯罪
犯罪と人権２　死刑
裁判と人権１　裁判員制度
裁判と人権２　裁判員制度の実態
労働と人権　解雇規制
教育と人権　教育権
財産と人権　知的財産権
平等と人権　性差別
政治と人権１　外国人の選挙権
政治と人権２　首相公選制

準備学習の内容・学ぶ上での注意

講義は配布するプリントを中心に行われます。教科書は特に指定しませんが、毎回の授業のおわりに次の授業のための予習文献などを提示します。授業は予習を前提に行われますので、必ず予習文献を読んでまとめてきてください。
毎回の講義の際に、「予習ノート」と「復習ノート」のプリントを配布します。
法律学の講義ですが、法律学の一般的な基礎知識があることは前提とされません。初学者向けです。本科目は全体を通じて合計60時間の事前・事後学習が必要である。

事前事後	学習内容	時間数
事前	予習文献の購読と「予習ノート」	30
事後	「復習ノート」	30

本科目の関連科目

法と社会／法律学／民法

成績評価の方法

期末試験（筆記・Web・レポート・最終授業内）	80％
授業内でのレポート・課題等	20％
その他	0％

講義期間中にレポートを課します。
最後の定期試験はレポートを提出してあることが受験の条件となります。
出欠席については学則に準じます。

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）