科目名 精神看護学概論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 長江 美代子、古澤 亜矢子
羽田 有紀、田中 敦子

テーマ
精神看護は、こころの問題を抱えるあらゆる人々を癒し、サポートする中でその成長を促す看護活動である。

科目のねらい
<キーワード>
心のメカニズム  心理社会的視点
ライフステージ

<内容の要約>
精神看護が、こころの問題を抱えるあらゆる人々を癒し、サポートする中でその成長を促す看護活動であることを理解する。精神を病むことにおける歴史的背景、法制度、人権擁護の考え方、こころの健康とはたらきについて理解するための基礎理論、心理社会的な視点からの対象理解、生活の場とこころの健康、ライフステージに応じた看護について学習する。

<学習目標>
精神医療と看護の歴史、精神医療に関連する倫理、法律、制度について学ぶ。
心のメカニズムについて主要な概念の基礎知識について説明できる。
心理社会的な視点から対象を理解できる。
生活の場とこころの健康について理解できる。
ライフステージに応じた看護について説明できる。

授業のながれ
精神医療と看護の歴史的変遷 @p142-160 p162-176
精神医療をめぐる法律 看護の倫理と人権擁護 @ p162-176 p130-139月分
ストレスと対処 ストレスと危機
ライフサイクルとメンタルヘルス(p32-48 p60-72 p100-117), 生活の場におけるメンタルヘルス: 家庭内の暴力とトラウマ  p74-92
人と集団、家族の発達 p32-48 p60-72 p100-117
自殺と性暴力 リスクマネジメント 自死と家族(子どもの悲嘆)
多職種連携・チーム医療  Ap104-107
嗜癖と依存:当事者から学ぶ(ゲスト講師) @p120-128
精神保健活動とリハビリテーション Ap192-215
回復と言うこと:リカバリーとは 当事者から学ぶ(ゲスト講師)  @p46-48 Ap192-215
精神看護の目的と技術 、リエゾン精神看護 Ap132-172
国際生活機能分類(ICF) Ap192-201
セルフケア理論 Ap132-142 p150-163
患者-看護師関係1  Ap144-149 p272-277
患者-看護師関係2、まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
講義予定の内容に該当する教科書の内容を事前に読む。講義中はメモやノートを取り、講義が終わったら復習しながらまとめ、自分のノートを作成する。 講義には積極的に参加し、質問・意見・感想を述べる。

事前事後 学習内容 時間数
事前 提示された教科書の内容を予習する。 1
事後 授業内での内容を復習しまとめる。 1
事前 提示された課題により予習する。 2
事後 提示された課題により理解を深める。 2
事後 小テストを実施し学習内容の理解を深め知識とする。 10
事後 定期試験勉強として全体の系統的理解と学びを深め知識とする。 10

本科目の関連科目
基礎看護学、成人看護学、老年看護学、地域看護学、公衆衛生看護学、生理学、病理学、心理学、社会学、人類学など

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 60%
授業内でのレポート・課題等 35%
その他  5%
@レポート5% A授業態度5% B小テスト30%  C定期試験60%  *@〜C(レポート、授業態度、小テスト、定期試験) 合わせて60点以上を合格、60点に満たないものは不合格とする。その際、@〜Cの各項目が60%を満たしていることを合格条件とする。レポートについて、内容の共有や代筆はカンニングと同等の扱いとなります。 *ただし、上記60点に満たないもので、やむを得ない理由(大学規定に基づく理由)で小テストを2回欠席したものについては、状況を審査の上で、再試験を認める。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>出口 禎子 <テキスト名>ナーシング・グラフィカ精神看護学@・情緒発達と看護の基本 <出版社>メディカ出版
<著者>出口 禎子 <テキスト名>ナーシング・グラフィカ精神看護学A・精神障害と看護の実践 <出版社>メディカ出版

科目属性
地域志向科目



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