科目名 地域マネジメント実践V

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 後期開講 藤井 博之、木戸 利秋

テーマ
多職種連携チームにおけるソーシャルワーカーの位置と役割を、医療系大学との合同授業への参加を通して学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
患者・利用者の自己実現  チームワーク(連携・協働)
多職種理解

<内容の要約>
地域連携と多職種連携を車の両輪と位置づける本学の連携教育のコンセプトに基づき、専門職を含む連携を実践する上で、ソーシャルワーカーが果たす役割を、実践的・ダイナミックに学ぶ。これは、社会福祉士・精神保健福祉士養成において、「地域共生社会の実現に向けて」政府・厚生労働省が多職種・多機関と連携できる力が求められると強調している昨今の流れとも合致する。そのために、本科目では藤田医科大学のアセンブリVに参加して、医学部、看護学部、薬学部をはじめ4大学11学科12専門職の学生とのグループ学習を通じて「一緒に、お互いから、お互いについて」学ぶIPE(Interprofessional Education)を経験することを軸に据える。授業の流れは、@地域連携と多職種連携に関する基礎的理解のための対面授業、A藤田医科大学等での合同授業、B振り返りのための対面授業で構成する。Aでは半日ずつ2回に亘り藤田医科大学へ美浜キャンパスから移動する。@とBでは、講義、オンデマンド教材の視聴、グループディスカッションを行う。

<学習目標>
他学部の学生とのディスカッションを経験し、社会福祉学を学ぶことの意義と価値を再確認し、ソーシャルワーカーとしての価値観や専門的視点をより深く理解・習得する。
援助を必要とする人々の状況について、学部を超えた学生とのディスカッションを通じて、共通理解の構築作業を経験する。
学部を超えた学生と、一緒に、お互いから、お互いについて学ぶ学習方法を経験する。
地域社会におけるふくしの実践を多職種・多業種と連携して行う上で、必要な条件、態度、知識を身につける基礎を築く。

授業のながれ
はじめに
福祉を学ぶことと多職種連携
地域福祉と多職種連携
多職種連携の現状1
多職種連携の現状2
合同授業前オリエンテーション
合同授業(藤田医科大学アセンブリV)1日目
合同授業(藤田医科大学アセンブリV)1日目
合同授業(藤田医科大学アセンブリV)1日目
合同授業(藤田医科大学アセンブリV)2日目
合同授業(藤田医科大学アセンブリV)2日目
合同授業(藤田医科大学アセンブリV)2日目
ふりかえり1:アセンブリVに参加して得た成果と課題
ふりかえり2 :ソーシャルワーカー、福祉職、社会人として生きることと多職種・多業種連携とは
ふりかえり3:まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
【合同授業での藤田医科大学への移動について】
 美浜キャンパスから大学バスで移動することを基本とします。交通費の個人負担が必要になる場合もあります。

事前事後 学習内容 時間数
事前 福祉職以外の多職種について調べる 3
事前 合同授業の課題事例を読み、関連事項を調べる 3
事後 合同授業で体験した他学部生との共通/相違点の背景を調べる 3
事後 他学部学生との共通理解をつくるうえでのソーシャルワーカーの専門性について学習する 3
事後 地域連携、多職種連携を進める条件について考察する 3

本科目の関連科目
ソーシャルワークU・V・W、フィールド実践演習、地域マネジメント実践T、地域マネジメント実践U
ヒューマンケアと多職種連携(全学教育センターオンデマンド科目)、ふくしフィールドワーク実践(全学教育センター集中講義科目)

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 30%
授業内でのレポート・課題等 70%
その他 
 

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 

科目属性
地域志向科目



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