科目名 フレッシュマン・イングリッシュT−1

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 1 前期開講 尾山 晋

テーマ
一般的な話題に関する英語の語彙を増やし、英文の特性や傾向について理解を深めることで、英文読解の能力を伸ばす。

科目のねらい
<キーワード>
一般的な話題に関する英語の語彙の獲得  英文の読解技術の習得

<内容の要約>
この授業の目的は初級〜中級程度の英語で書かれた文章を読む能力を伸ばすことだ。授業では文化、先端科学、自然環境といったテーマに関する文章を読むことで幅広く語彙を増やすとともに、英文の構成や段落の特性について理解し、英文を効率よく読むための技術も学んでもらう。その中で世界の様々な地域の人やモノについて知見を広めてもらう。さらに、読んだ内容について平易なレベルの英語でコメントする能力を身につけてもらう。

<学習目標>
一般的な話題やテーマに関する英文を読むことのできる語彙を身につける。
英文の構成や段落の特性を踏まえ、効率よく読むことができる。
見聞きした事柄について平易なレベルの英語でコメントをすることができる。

授業のながれ
オリエンテーション:この回では、この授業の概要について説明するとともに、参加学生に簡単な自己紹介をしてもらう
Unit 1A Have Aliens Visited Us? この回では、アメリカ・ネヴァダ州でのUFO目撃談を主題にしたパッセージを読む。
Unit 1B The Lost City of Atlantis この回では海底に消えた都市や大陸に関する伝説を取り上げたパッセージを読む。これに加え、スキミングの技術についても学ぶ。
Unit 2A The History of Pizza この回ではピザの起源や変遷について書かれたパッセージを読む。また英語のパッセージを構成する要素について学ぶ。
Unit 2B The Hottest Chilies この回では世界一辛いチリ・ペッパーに関するパッセージを読む。また代名詞の用法について理解を深める。
Unit 3A Training Grizzlies この回ではヒグマの調教師を取り上げたパッセージを読む。また、英英辞典の使い方について理解を深める。
Unit 3B Getting the Shot この回では記者、写真家として働く人物について書かれたパッセージを読む。また、コンマの用法について理解を深める。
この回には学期前半の学習内容を振り返るテストを行う。
Unit 4A I’ve Found the Titanic! この回では沈没した客船の調査について書かれたパッセージを読む。また、英文の段落(パラグラフ)の構成について学ぶ。
Unit 4B Treasure Ship この回では、アフリカ大陸南西沖に沈んだ船とそれに積まれていた宝物に関するパッセージを読む。また、文の主語と目的語の性質について理解を深める。
Unit 5A At the Scene of a Crime この回では犯罪捜査での科学的知見の活用に関するパッセージを読む。また、テクストに直接的に書かれない内容を推察する練習をする。
Unit 5B The Disease Detective この回では、発見が難しい病気を診断する専門医の仕事に焦点を当てたパッセージを読む。また、パラグラフの目的を把握する練習をする。
Unit 6A Who Was Sacagawea? この回では、北米の先住民族の女性Sacagaweaについて書かれたパッセージを読む。また、出来事を起きた順番に整理する練習をする。
Unit 6B Polar Pioneer この回では20世紀初頭の極地探検家について書かれたパッセージを読む。また、複数の名詞が組み合わさってできた名詞について理解を深める。
この回では学期後半の学習内容に関してテストを行う。

準備学習の内容・学ぶ上での注意
各受講学生には、分からない言葉があれば、辞書やウェブ、書籍などを使って調べる積極的な姿勢が求められる。

事前事後 学習内容 時間数
事前 各ユニットの最初のセクションBefore You Readでパッセージのキーとなる語彙の意味を確認する。 1
事前 メインのパッセージを読み、必要に応じて、登場する語彙の意味を辞書で調べる。 8
事前 パッセージの内容の理解をチェックするセクションReading Comprehensionの質問に答える。 2
事前 英文を読む技術について紹介・説明するセクションReading Skillの説明を読む。 2
事後 学期に2回行う学習内容の確認テストの前に、事前学習で分からなかった点を中心に学習内容を復習しておく。 3

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内)
授業内でのレポート・課題等 90%
その他(授業への参加態度と貢献) 10%
「授業内でのレポート・課題等」は2つの要素からなる。まずは毎回の授業では語彙やリーディングの内容確認の小テストを行う。これが成績評価全体の40%を占める。また学期に2回、学習内容を確認するテストを行う。これが成績評価全体の50%を占める。「その他」は授業への参加態度と貢献からなり、これは成績評価全体の10%を占める。

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>Becky Tarver-Chase & David Bohlke <テキスト名>Reading Explorer Foundations Second Edition Student Book (ISBN978-1-285-84700-9) <出版社>Cengage Learning



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