財政学

科目名	財政学

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	2	前期開講	大濵　賢一朗

テーマ

財政の歴史、制度、理論を学び、社会人としての知識を涵養する

科目のねらい

＜キーワード＞
財政の仕組み　　税制と公債
財政理論　　政府間関係
社会保障

＜内容の要約＞
国や地方自治体の仕事は私たちの生活と密接に関連しています。
みなさんは税金を（社会人になれば社会保険料も）納め、さまざまな公的なサービスを受けています。こうした公的サービスの提供は予算の裏付けがあり、予算の歳入・歳出を通じて営まれる政府の活動の総称が財政です。本講義では財政の概要を紹介し、みなさんに理解してもらうことを目的にしています。

＜学習目標＞
財政の歴史、制度、理論や政府の活動が理解できる
日常生活も財政と関連していることを理解できる
公務員試験の財政についての基礎知識に対応できる

授業のながれ

経済のメカニズムと財政の3つの機能
予算の決まり方
特別会計
税のあり方
租税原則
租税の歴史
公共財
政府支出
社会保障制度の概要
医療保険、公的年金
生活保護、介護保険
財政赤字の現状
公債の償還
財政上での国と地方の関係
これまでの確認

準備学習の内容・学ぶ上での注意

講義ではテキストを利用し、レジュメを適宜配付します。講義内容に関する参考文献があればその都度示します。
講義への積極的な参加を期待します。また、初講時に本講義のガイダンスを行いますが、その内容を順守してください。
できるだけ身近な例を挙げて講義を行います。今の自分の生活と、自身が望ましいと考えている生活を想像することが理解と助けます。

事前事後	学習内容	時間数
事前	講義前の指定テキストの熟読	4
事前	指定テキストの熟度での疑問点の整理	4
事後	講義内容の振り返りと自身の理解のチェック	4
事後	関連科目の講義内容との理解のすり合わせ	3
事後	全講終了後の試験対策	8

本科目の関連科目

経済学、社会保障論

成績評価の方法

期末試験（筆記・Web・レポート・最終授業内）	70％
授業内でのレポート・課題等	20％
その他	10％

期末試験が成績評価を大きく決めます。授業内でのレポート提出も評価の対象ですが、主に、受講学生の講義内容の理解度、意見、感想を問うものです。その他は講義内での積極性を対象にしています。

テキスト

■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）

＜著者＞小西砂千夫　＜テキスト名＞財政学　＜出版社＞日本評論社