科目名 特別活動方法論B

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 後期開講 鈴木 庸裕

テーマ
教科外活動を通した子どもの成長と自治を考える

科目のねらい
<キーワード>
いじめ防止対策  主体形成
自治と自立  対話

<内容の要約>
子どもは子どもの中で育つ。特別活動の目的や内容、方法そしてその価値について講義をおこなう。グループ活動を中心に、集団遊び、学級活動、児童・生徒会活動などの具体的な場面の「劇化」やロールプレイを通して実践的な学びを展開する。2020年度はおもにいじめ防止対策をテーマとして、学級づくり、学校づくりについて深める。

<学習目標>
特別活動を通じた子どもの成長と発達について理解できる。
創造的に課題を解決する力を深めることができる。
他者への表現力を高めることができる。
いじめ問題を中心に、権利擁護と学校のあり方について考えることができる。

授業のながれ
授業ガイダンス。特別活動の目的・意義・方法について
特別活動の歴史と変遷
集団遊びの実践(班活動)
集団遊びの実践(学年行事)
学級文化活動の実践を読む
学級でのいじめの克服をめぐるロールプレイ
部活でのいじめの克服をめぐるロールプレイ
いじめ克服のための指導計画案づくりと発表・分析@
いじめ克服のための指導計画案づくりと発表・分析A
いじめ克服のための指導計画案づくりと発表・分析B
グループ発表の総括
特別な配慮の必要な子どもがいる活動での指導計画案づくり
グループ発表の総括
児童生徒にどんな力を育てるのかーグループ発表のふり返り
児童生徒にどんな力を育てるのかーグループ発表のふり返り(授業のまとめ)

準備学習の内容・学ぶ上での注意
教師役、児童生徒役を演じながら、自己のこころとからだについて、その都度、ふりかえることを大切にすること。

事前事後 学習内容 時間数
事前 指定された図書や資料の箇所について事前に、概要をまとめ自身の論点を付したものを、授業時に持参する。 15
事後 グループ討議やロールプレイ・劇発表活動のまとめをレポートにする。 15

本科目の関連科目
教育課程論、教育方法論、生徒・進路指導論

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 50%
授業内でのレポート・課題等 50%
その他  0%
課題の提出、グループ発表、最終試験をもとに総合的に評価する。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>鈴木庸裕他編 <テキスト名>「いじめ防止対策」と子どもの権利 <出版社>かもがわ出版



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